中国の反日暴動と蒼井そら | papirow(ぱぴろう)のブログ

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Something to remember today. 今日の日が流れて消え去ってしまう前に。

朝日新聞に蒼井そらさんのコメントが載ったのに驚いたので、ちょっと書きます。
中国で反日運動が盛り上がっていて、しばしば暴動に発展していて、蒼井そらさんのコメントはこの問題に関連して特集されたインタビュー記事のひとつでした。
とってもいい人選だと思うし、彼女のコメントも納得、共感できるもので、とてもよかったです。

今回の尖閣諸島の国有化をきっかけとした中国の反発は、石原知事率いる東京都が尖閣諸島を買ってしまったら中国とけんかになるから、国が買って中国とはこれまで通りなあなあでやっていこう、という野田総理の思惑が完全に裏目に出た格好で、中国はこれを好機とみて食いついてきたわけです。表向きは、中国人民が勝手にデモ、暴動を起こし、中国政府がそれをなだめているという格好ですが、自分は、まあ、中国政府を指導する中国共産党のシナリオ通りに、中国人民がそそのかされ、踊らされていると見るのが妥当と考えています。
昨年の東北の震災以降、中国人の日本人への感情は、被災者への同情と、放射能の影響への心配とのあいだで穏やかに揺れてきた感じでしたが、ここへきて、その穏やかなおおいがはずされ、長年積もり積もった恨みつらみが一気に噴きだしてきた格好です。日韓、日中関係をみると、まったく、去年と今年が連続して続いている年とはとても思われません。
昨年、上海で出会った中国の庶民は、みなやさしく、親切で、温かい人々でしたが、その思い出もいまとなっては隔世の感があります。

日本人と同様、中国人にも良識と良心をもった人はおおぜいいて、けっして一般化していってはいけないと思うのですが、そういう前置きを踏まえていうならば、一部中国人のなかに見られる日本人に対する憎しみの感情や、一部日本人の中国人に対する軽蔑の感情は、なかなか根深いものがあるみたいです。
この日中間の感情のこじれに関しては、日中双方の人々に対して、いろいろ言いたいことがあるのですが、それはまた別の機会にして、ここでは洒落っ気ということにしぼって書きたいと思います。

サッカーの試合かネット上でだったか、中国の人が、
「蒼井空是世界的。釣魚島是中国的。(蒼井そらはみんなのもの。尖閣諸島は中国のもの。という意味らしい)」
というメッセージボードを掲げていたことがあって、自分は、おや、なかなか洒落ているじゃないか、と思いました。
国際的な非難の応酬というのは、やっぱりこれくらいの洒落っ気がほしいよなあ、と感心しました。
これに対して、日本人がネット上で、
「蒼井そらはくれてやるから、尖閣諸島は文句いうな」
というような書き込みをしているのを見ましたが、これは野暮だなぁと思いました。頭を使っていない、というか。
やはりここは、
「尖閣諸島なんかくれてやってもいいが、蒼井そらだけは絶対にやらない」
と、こう返さないとよろしくない。日本男子は、女の子を守るのだ、と。
もっと付け加える字数的余裕があるなら、こう付け加えてもいいしれません。
「胡錦濤(フー・チンタオ、中国国家首席)と交換でもだめ、やらない。でも、章子怡(チャン・ツィイー、女優)とか、劉暁波(リュウ・シャオボー、ノーベル平和賞受賞者)と交換なら、ちょっと考えてみてもいい」

それにしても、蒼井そらさんって、中国で人気あるんですねえ。中国のツイッターのフォロワーが1300万人だそうで。人民解放軍兵士の約6倍の人数ですか。
新聞のインタビュー記事では、
「私がかつて出ていたセクシービデオの人気があったようで」
と、さらってコメントされていて、とてもチャーミングでした。
中国も日本もしょせん端っこの、まわりをまわっているその他大勢のひとつにすぎないのであって、やっぱり、
「地球は女を中心にまわっている」
のかなあ、と。
(2012年9月22日)