2023年1月14日、ウクライナ、ドニプロの集合住宅に対鑑巡航ミサイルKh-22という巨大なミサイルが打ち込まれ、大勢の人に大変な被害をもたらしたそうです。



案の定、西側メディアは、頭から「ロシアの蛮行」と決めつけ、「ブチャの虐殺」と並んで、「民間人を狙った許しがたい卑劣な行為で、戦時国際法に違反した戦争犯罪」としてロシアに非難を浴びせています。


ブチャの真実について書いた過去ブログ↓良かったらお読みくださいお願いあせる

『ブチャの真実』~あとから来たロシア兵


でも…、果たしてロシアがそんなことをするでしょうか?


ロシアは軍事作戦が始まってから意図的に民間施設を攻撃したことは一度もありません。


私は、毎日「キャッチ!世界のトップニュース」というNHKBSのニュースでウクライナでの戦闘の様子を観ていますが…


映像を観ていると、ウクライナ軍は、情け容赦なく収穫直前の麦畑に戦車で踏み入り、荒らしまくっていますが、ロシア軍は麦畑や畑を傷つけないように避けて通り、決して侵入をしません。


↑ウクライナでの麦の収穫が無事に行われるように警護をするロシア軍

それは、プーチン大統領に「農民の畑を傷つけてはいけない」と厳しく命じられているからなのだそうで…


そんな、ロシア軍がウクライナの民間人の集合住宅を攻撃などするわけがありません。


ゼレンスキー大統領顧問のオレクシー・アレストビッチ氏も、「ドニプロ集合住宅がウクライナの対空ミサイルによって破壊された」ということを認めています。


ゼレンスキー大統領顧問が辞任 ウクライナの防空システムに関する発言をめぐるスキャンダルを受け


ロシア大統領府のペスコフ報道官もアレストビッチ氏の発言を受け、「ロシア軍はウクライナの住宅を標的にはしていない」と、強調しています。


↑ペスコフ報道官

↓詳しくは、ミアさんのブログで…リブログさせて頂きますお願い


こちらの記事にある添付画像を見ると一目瞭然なのですが…

赤印の所はドニプロの集合住宅のミサイル着弾地点で、その僅か1キロ先には、ロシアのミサイルが命中したウクライナの火力発電所地点(青印)があります。

ドニプロ集合住宅に着弾したミサイルは、火力発電所を攻撃したロシアのミサイルを迎撃し損ねたミサイルである…ということがこの図でよく分かります。

でも…

1つよく分からないのは、ドニプロに落下したミサイルです。

このミサイルは今から60年も昔の旧ソ連製の「Kh -22」という戦艦を標的とする巨大な巡航ミサイルで…


↓Kh-22。その大きさはなんと5階建てのビルに相当する


ロシアの兵器は最新鋭で、そもそも、こんな骨董品のようなミサイルを市街地で使うはずもないのですが…

ウクライナでも、さすがに、こんな精度も低く、命中率も低いミサイルをロシアへの迎撃ミサイルとして使うなんてことあり得るでしょうか?

私のようにミサイルに疑問を感じる意見の方々は、アレストビッチ氏の「ドニプロ集合住宅がウクライナの対空ミサイル(迎撃ミサイル)によって破壊された」という発言をロシアのプロパガンダとして受け止めています。

ウクライナ側でも、「ウクライナは、迎撃する対空システムを持っていないのでアレストビッチ氏の発言は間違っている」とまで発言する始末…

(確かに「対空システム」を持っていないからこそ、集合住宅に着弾させてしまうなどというお粗末な失敗をしたのでしょうが…ショボーン汗)

これは、全くの私の勝手な想像なのですが…キョロキョロあせる

もしかしたら、ウクライナは、こんな精度の悪い当たるはずもない骨董品のようなミサイルを迎撃ミサイルとして使わざるを得ないなほど武器不足が深刻化しているのではないでしょうか?

「対空システム」もない…
「武器」もない…
ない、ないずくめ…驚き

今のウクライナは、結構大変な切迫した状況にあるのかもしれません。

ドニプロ集合住宅へ着弾したウクライナの迎撃し損ねたミサイルによって、図らずもウクライナの貧しい武器事情を世界中に露呈してしまったこととなったのかもしれません。