※この記事は、
【閲覧注意】です。
クレープの魂を
身体から解放する火葬炉に入る直前の私達。
そして、
火葬炉に入るクレ。
飼い主の私達と
クレの大切な動画になります。
私としても、
見返すのは辛い動画ですが、
クレの大事な記録なのもあり、
もしかしたら、
先々、こうした施設の利用を考える方の
参考になるかもしれないので、
一大決心で
載せることにします。
ただ、
リアルなお見送り場面が
耐えられそうもない方は…
そっと
閉じて下さいね。
あまりにリアル過ぎるので、
(って、本当にドキュメンタリーなので)
見ていて辛くなるのは、
絶対に、
確かだと思いますので。
実は、
クレの火葬をお願いした場所は、
昔、
クレがまだ仔犬だった頃、
私がこの付近で仕事を探していたとき、
面接に行ったことがある
場所でした。
(結局、私も精神的に参りそうで
断ったのと、
採用する側も男性の方がいいだろう
と思っていたようで、
働くことはなかったんですが。
でも、面接の際、火葬炉の扱いも、
一応、説明を受けていたので、
この施設のことは、
大体、把握していました。
火葬炉も、
当時のそのままでした…)
正直に言って、
見た目、あまり、
傷心の飼い主にとっては、
優しくて暖かな雰囲気とは言えない
外観です。
でも、哀しいかな。
この付近だと、ここしかないんですよね。
今回、
友人がここを予約したとき、
他にないの~❔
と、言ったぐらいでした。
あとの記事に載せる予定ですが、
立地も寂しいところだし、
(国道沿いなので、便利は便利ですが)
もう少し、
建物の周りに 花を植えるとか…
明るい雰囲気になるように、
手を入れてほしい…
と、当時から思ってました。
で、
私が面接に行った当時から
寂しい雰囲気も変わってなくて、
私としては、
かなり後ろ向きな利用だったんですが、
思ったよりは
悪くなかったです。
もう少し何とかならないの…?
とは、思いますが、
職員の方は
言葉数も少なく、控えめな感じで、
私達のペースで
ゆっくりお見送りさせてくれました。
こういう場所では、
それが、
一番大切なことかもしれないです。
ここの施設は、
職員が1人だけなんですよね。
冬場は、雪に覆われて、
自分で除雪車(重機)を動かして
除雪しなくては いけない。
それもあって、
私が面接した方は、
重機の扱いもあるから、
男性を求めていたようでした。
だから、
花を植えるとか、
周囲の整備とか、
そこまでは、手が回らないんだろうな、
と、
面接に行ったことがある自分としては
思っていました。
でも、
暖かな雰囲気の、心安らぐ場所…
というには、
ほど遠い雰囲気ではありますが、
職員の方は親切でした。
その日の予約が
私達しかいなかった為もあるのか?
お骨上げも、
ゆっくり出来ました。
それに関しては、
本当に、
私は救われていました。
この場をお借りして、
御礼を申し上げます。
さて、いきなり…じゃ
何なので
4月29日
足形を取ってみたけれど…
よほど強く押さないとダメなのか、
殆ど、分からない…![]()
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5月1日
10時25分
昨日は、本当に良い天気で、
桜もですが 、
たんぽぽも、かなり咲き始めています。
昔はよく、
ここでお散歩したんだよね。
![]()
![]()
さて、
斎場の動画。
いきなりですが、
火葬炉です![]()
お経をあげたりとか、
あるのかと思いましたが、
そんなものは全然なくて、
さあどうぞ
という感じでした
(き、気持ちの準備が…)
で、納棺用の棺に移すのか?
とも思ったりしていたのですが、
そんなものはなくて、
ダイレクトに
火葬炉の台車の上に
移されて…
さすがに少し、
火葬炉の台車の上にいるクレは…
堪えました。
クレと一緒に火葬してもらったものは、
・スイートポテト
・シュークリーム
(そのシュークリーム、
お供えしていたものをそのままで、
何と賞味期限が4/29💦
私は新しいのを買うべきだと
言ったんですが…)
・小銭
(友人がクレと一緒に
お散歩していたときに拾った小銭)
・子ぎつねヘレン(おもちゃ)
・クレが避妊手術を受けたときに
ホルマリン漬けでもらっておいた
子宮と卵巣
・花束
・御守り
(毎年もらっていた人形の身代り守り
クレと私の今年の分)
でした。
お経はCD。
建物に入って直ぐの
待合室?に流れていました。
(そう言えば、
朝来たら、CDをかけるのだと
面接のときに説明を受けたっけ
)
あとは、もう、
動画をご覧ください
という感じです。
私たちの声が
そのまま入っています。
こんなときにまで
“頑張るんだよ!“
と、声をかけてしまった私は、
一体、何なんだ
咄嗟に声をかけるときって、
いつもの癖が出てしまう
パピヨンだから大丈夫だよ。
頑張るんだよ!
…を言ったときは、
まるで、クレが、
心臓の手術のときに
手術室に送り出したときのような
気分だったんですよね…
これから
クレープの一世一代の戦いが始まる…
何故か、
そんな気分だったんです。
あのとき、続けた言葉は、
元気になって
また カルチャー 公園で
一緒にお散歩しようね!
でした。
今回も、また…
今度 身体 楽になって
一緒に遊ぼうね!
私の クレへの言葉がけって、
最後の最後まで
同じでした…
先日、
↓の記事を読んでいました。
↑には、
『息を引き取ってしまっても、
24時間は耳が聞こえる
といわれています。』
と、書いてあります。
そういえば、
人間の場合も、
最後まで残るのは『聴力』
ということを、
介護福祉士の試験を受ける為の
受験講習のとき、
講師の先生が話しておられました。
昏睡状態の時、
息が止まった時、
心臓が止まった時、
それでも耳は聞こえている。
だから
不用意なことを話してはいけない。
その人に聞かせたいことを話せば、
ちゃんと届く。
そう勉強しました。
そう考えると
私が心臓マッサージをしながら
必死にクレープを呼び戻そうとしている時、
友人が、
「もう止めろ!クレープ可哀想だろ!」
と言っても、
「何とかなるかもしれないじゃない!」
と、心臓マッサージを
止めなかった時も、
クレープは
それを全部聞いていたことになります。
だから、
「また やってる…
」
「全く、この2人は…
」
と、思って
ヘラヘラした顔で
笑って逝ってしまったのかも…
※お骨上げのときの動画等は、
この次の記事に載せます。
ご覧になるのが辛い方も
おられると思うのですが、
もう少しだけ、
お付き合いいただければ幸いです。



