また、
アメブロをすっかり放置してしまいました。

このところ
心身共に余裕がない状態が続いていて、
ずっと
気を張っていたのですが、

今日になってようやく
少し気持ちに
余裕が出てきたところです。


始まりは、1月11日。

と言っても、
10月からの様々な積み重ねが
始まりとも言えるので、
1月11日は、
その決算日だっただけかもしれないですが。

1月11日。
クレープがてんかん発作を起こしました。
それも2時間以上の長時間発作。

その日までのクレは、
便秘を何とかしたい!
排便したい!
という状態で、
昼となく夜となく
あちこち歩き回っていて、
でも結局、中々排便に至らずに
疲れ果てて、寝る…

ということを繰り返してました。

その日も、
ごはんを食べ終わったあと、
部屋をうろうろ。

今思うと、
部屋の中をうろうろしていた頃から、
既に目がおかしくなっていた気もします。
鼻息も荒かったですし。

で、
そのうろうろの最中、
いつものように?
足がうまく動かなくて、
その場に倒れ込んだ…!
…と思って、起こそうとしたら、
尻尾が上がっていて、
肛門付近を見ると、
便が出かかっている!

肛門の周りを指で押して、
立派に育ち捲っていた便を押し出し、
頑張ったね~
…と誉めながら、
肛門を綺麗にして、
私は、便の後始末をしていたのですが、

そのあとのクレの様子がどうもおかしい。

鼻息は荒いまま。
首(顔)を仰け反らせ、
尻尾も上がりっぱなし。

どうしたのかと抱き抱えながら、
落ち着かせようとしたのですが、
その状態がおさまらない。
目は血走っていて、
焦点も定まっていない。

これはもしかして、発作???

で、
病院に電話をかけ、
クレの様子を伝えました。

最初は、息みすぎでは?
と言われたのですが、
こうなってから、
かれこれもう30分が経っていることを
伝えると、

排便ではなく、
発作由来の便失禁かもしれない。

そう言われ、
クレの心臓の拍動の速さを
伝えたり、
(数えるというより、
強く打ち続ける拍動を手で感じたまま、
「1.2.3.4.5.6.7.9.10.こんな感じです!」
…みたいな)
身体の状態を説明したり。

そんなやり取りをしているうちに、
時間は既に1時間近く経過していて、
クレのエビ反り状態も継続中。

先生は、
「直ぐに沈静をかけないと命にかかわります」


かといって、
そのかかりつけ病院までは1時間ぐらい。

身体がエビ反り状態で
硬直しているクレを助手席に置いて
私が運転するなんて無謀だし、

そこよりは近い
隣町の動物病院までも30分ぐらい。

更に言うと、
最近、
クレの受診予定をすっぽかし続けている
友人とは、
その日の昼前に
熾烈な言い争いをしていて、
(元々とっていたその日の受診予約を
「面倒だから止める」
と言いはるので😠)

いつものように、
友人は電話に出なくなっている状態。

もう、どうしたらいいの❕えーん

今、何か出来ることは…と先生に聞くと、

「ずっと話しかけ続けていた方が良いです」
「首の付け根あたりが
気持ちを?落ち着かせる部分なので
そこを撫でたりとか」

で、

「とにかく、どこでもいいから
急いで受診して下さい。
沈静をかけないと命が危ないと
伝えて下さい」

えーんえーんえーんえーんえーんえーん‼️

友人がダメなら、タクシーを呼ぶしかない。

鼻息荒く、身体が硬直し続けるクレ。

で、病院との電話を切ってから
ダメ元で、
友人に電話をかけてみたら、
(それまで何度かけても出なかったのに)

…何と、電話に出た‼️
(クレの強運に感謝‼️)

先生の言った通り、
「命が危ない!」と伝えると、
車を出してくれることに。
(当たり前だ‼️
これでも行かないと言ってたら、
私は一生恨んだよ‼️)

で、友人がウチに到着したのは、
クレがこの状態になってから、
既に2時間後。

ただ…クレを友人に手渡すあたりから、
中々おさまらなかった硬直が
少し、断続的(休み休み)になってきていて。

鼻息の荒さも、
少し落ち着いてきていて。

とは言え、
おさまった訳ではなく、
直ぐに病院へ。

私はずっと、
友人の車の中でクレを抱き抱えて
首筋を撫でたり、
持ち込んだオルゴールのCDをかけて
なるべく落ち着くように、
静かに歌い続けて、
クレに話しかけ続けて。

そして、病院到着。

発作が起きたのは、
大体、15:45頃。
病院に着いたのは18時過ぎ。

車から病院の中まで、
クレを抱き抱えて移動させたのは友人。

その頃になって
クレの硬直は少し落ち着いてきていて、

そして…
何と、ウトウトし始めたという…笑い泣き

【証拠動画】



実は、この場面、
抱き抱えてる友人も
クレと一緒にウトウトしていて、
クレと友人の顔は
全く同じにシンクロしていた…



このクレの姿を見て、
抱き抱えてる飼い主が、
瀕死のクレを放置しかけるところだったとは
誰も思うまい…えー



やっぱ、
クレの心身の状態に強い影響力を
持ってるのは、
哀しいかな、友人なんだよね。

だからこそ、
耐えがたきを耐え、
忍びがたきを忍び、
友人とクレを取り持っているというのに、

クレの気持ちを無視し続ける
無責任なオレ様言動には怒りしかない
私なんですが。


まぁ、私の愚痴はともかくとして、

取り敢えずは少し落ち着きましたが、
まだチックのような症状も出ていたし、

病院では
ダイアップの座薬を挿してもらい、

ホリゾンの錠剤と
ダイアップ座薬を
発作が起きたときの頓服用として処方され、

そして、
先生が言うには…

「もう、元の状態には戻らないかもしれません」
「これからは、
安らかな余生を考えていった方が
良いと思います」
「褥瘡が出来ないように気をつけて下さい」
「薬が飲めないようなら
もう無理に飲ませなくて良いと思います」

私「それって、腎臓より脳の方が
先にダメになるってことですか?」

「そうです」


……………………………ショボーン


と、所謂、
厳しい告知を受けた私達。

それが、1月11日のことでした。

で、その夜は…

クレから目を離す訳にはいかないし、
私は取り敢えず、
座薬でウトウトしているクレが起きたら、
何か口に入れるものを
作らなきゃいけないし、

準備が出来るまで、
一旦、友人宅で休ませ…

のつもりが、

外は段々大雪になってきて、
暗い夜道の運転、
光や音の無用な刺激を与えたくないし、

昼夜を問わない頑固な便秘との闘い、
(今年に入ってからは
クレに浣腸してました。)
10月からの私の寝落ちに次ぐ寝落ちで、
12月頃からは、
服薬や食事の時間が
深夜帯当たり前になっていたこともあり、

慢性的なクレの睡眠不足の酷さ、
睡眠負債という言葉もありますが、
とにかく
『脳を休ませなければ』と、

無理に薬を飲ませる必要はない
(飲ませる意味がない?)
という先生の言葉もあり、

その晩は、
静かな部屋で、
何も飲食させずに
クレを友人宅で
一晩中寝かせておいたのでした。

とは言っても、
クレは割と目を開けていて、
休んではいたけど、
ぐっすり眠っていた…
訳ではなかったようですが。

22:30頃、一旦起きて排尿。

その後、
また顔が小刻みに震えたりも
したらしくて、

どの程度、脳が休まったかは
定かではないです。



その晩のクレの様子










そして、翌朝。




何故か
普通に歩いているクレープアセアセ



何故か
普通にごはんが食べられてる
クレープアセアセ





そして、
ごはんを食べて
排便したクレープ




更に、夕方、
いつものように点滴をしたあと…

あの認知症のクレが‼️

点滴をした私から逃げて、
友人のところに行き、
甘えて尻尾を振っている姿が
こちら



クレのこんな姿を見たのは、
もう2年以上前のことで、
私も友人もビックリでした。

長時間の発作で、
どこかの回路が繋がったのか、
生命の危機を感じて、
過去の記憶がフラッシュバックしたのか、
そのあたりは分かりませんが、
コミュニケーション能力が
少しだけ回復したのかも。
そんなこと、あるのかどうか
分かりませんが。


ヒヨコヒヨコヒヨコ


で、
この日以降、
クレは何と、
あんなに苦しんだ便秘が嘘のように、
毎日、排便。

発作の方は、
一昨日までは、
不安定な感じで、
発作が起きかけたり、
発作が起きそうな気配があったりも
したのですが、

頓服で出されたダイアップは、
1/14の明け方に使ったら、
効果が強すぎて、
身体がふにゃふにゃ状態に。

で、ダイアップでは強すぎると、
その日が日曜日で
かかりつけ病院が休みだったのと、
抗てんかん薬を処方してもらってるのが
別の病院(心臓を診てもらってる病院)
だったのもあって、
状態報告がてら
ふにゃふにゃクレープを
相談するために電話したら、
抗てんかん薬のコンセーブ、
1/2×2を1錠×2にするように指示され、

ふにゃふにゃクレープに
コンセーブを増量して
1/2→1錠であげたら…

ダイアップとコンセーブの相乗効果で、
結果、
首まで座らなくなってしまい、
そのふにゃふにゃクレープが、
日曜深夜の3時過ぎまで持続。

発作もこわいけど、
オーバードーズ状態のクレも
中々のこわさでした。

このままどうなるのかと
思ってしまった。

早く薬を代謝させたくて、
水分を摂らせたいけど、
ふにゃふにゃで首が座らないので、
誤嚥がこわくて
何も飲ませられないアセアセ

首が座らなくなって…と電話したら、
誤嚥の危険があるから、
近くの病院で
点滴してもらうように指示されたけど、

何せ日曜日。
夕方4時過ぎになったら、
もうこの辺はどこも開いてない。

思い余って、
既に引退している
クレープの昔の主治医に電話して、
(血管)点滴して頂けませんか?
とお願いしてみたけど、

点滴セットが無いから無理と言われ、
でも、
自宅での皮下点滴でも
効果は同じと言われて、

どこもかしこも
ふにゃふにゃになっている
お人形さん状態のクレープに
生食130ccの点滴。

このときは、
自宅での皮下点滴が日常になってて、
点滴液も針もここにいくらでもあるし、
ホントに助かったと思いました。

何かのときの“点滴セット“⁉️
もはや、お役立ちグッズ⁉️


と、冗談はさておき、

コンセーブを1錠にしたら、
今のクレープには強すぎることが分かり、

目下、薬の量の調整中です。

本当は、
受診させて、血中濃度を測ったり、

人間だったら、
脳波測定とかするんでしょうが、

今のクレープをあちこち受診させるのは
生活リズムがまた狂ったり
外出の疲労がまた引き金になったら…

そう思うと、
24時間、クレの様子が観察出来る私が、
薬の量の調整をするしかないようにも
思えてきて、

病院に状態報告しながら、
アドバイスをもらいながら、
(MAX量は1錠ということで)

最初は3/4の量から。

でも、3/4の3日目でも、
まだ睡眠中の体勢が、
エビ反りになるので、

昨日から、
3/4に、更に1/4の半分を足して、
要するに、7/8の量にしたら、
エビ反り状態にもならず、
表情もフラットになりました。
(フラットな表情は1/11ぶり💦)

ただ、その量だと、
12時間後に薬をあげたあとの3時間が、
少しふにゃふにゃクレープに
なるんですよね。

コンセーブの半減期が15時間らしいので、
(1/14のふにゃふにゃがおさまったのも、
考えてみれば15時間後。)

前にあげた薬が半減期になるまでの間に
薬を服用させると、
ふにゃふにゃになるということなのかも。

で、前に服用した分が半減すると
おさまるということ?

薬の調整って、
素人がするもんじゃないってのは
よーく分かってるんですが、
こうなったらもう、
私がするしかないよね…

クレープが、
次から次に健康問題を抱える年齢になってから、
私も随分調べたりして、
内臓等の役割や仕組みに詳しくなりましたが、
まさか、
てんかん薬の調整まですることになろうとは!

それでも、
抗てんかん薬の調整で、
発作を抑制することが出来そうな気配が
今のところはありそうです。

そんな訳で、
少し気持ちが楽になってきた今。

それにしても、
つくづく思うのは、
クレープの生命力の力強さ。

安らかな余生…と言われたときは、
遂に…とも思いましたが、
まだまだ生きようとする
クレープの逞しさに、
私は尊敬するばかりです。

もしかしたら、
今のクレープの生命力の源は、
7年前の心臓手術の賜物なのかもしれませんが、
あのときも、クレープは、
絶対に元気になることを
諦めなかったし。

本当に、尊敬です。

ワンちゃん凄い‼️
パピヨン凄い‼️

今夜はこの辺で。
また書きますね。