本日朝のアンチノール皿





⬆️は、
今朝、私がクレにアンチノールを
飲ませた服薬のお皿。

左の白いものは、卵の白身。
右のこんもりした部分にのせているのは、
大好物のサンマ。
薄い緑色は、
言わずと知れたキャベツです。

美味しそうに作りましたウインク



『アンチノール』
利用されてる方も多いと思われる
ポプュラーなサプリですが、
クレは、
アンチノールのにおいが
大嫌いですアセアセ

においを嗅ぐと、
しかめっ面をして
顔を背けますアセアセ

間違って、
口に入れたアンチノールを
噛んでしまった時には、
物凄く嫌な顔をして、
ペッペッと吐き出しますアセアセ


お薬は、
絶対に吐き出そうとしたことはないのに、
アンチノールだけは
嫌みたいですアセアセ


でも、私は何とか
朝晩の服薬時に
毎回1錠を飲ませたいと
苦心しております…ニヤリ
(あまりサプリは好きではないのですが、
足の運びも悪くなってきている昨今、
アンチノール位は
飲ませた方が良いかとてへぺろ)


で、今日は、
アンチノールを
"あるもの"で
くるんでみました。

以下の写メは、
本日のアンチノール皿を作った
手順です。

⬇️


①白身付きのキャベツを下に敷く。
(サンマのこんもりした部分を
口に入れたときに、
盛り付けが崩れるので、
崩れても、
まだ食べたいものが皿にある方が良いかと)

②更に、その上にキャベツを敷く。
このキャベツでアンチノールをくるむつもり。

③真ん中の写メは、②のキャベツの上に
アンチノールを置いた図。

④③で置いたアンチノール…
黒っぽいですが、
アンチノールをくるんでいるのは…

実は、
『サンマの皮』ですグラサン

アンチノールって、
ツルツルしていて、
キャベツとかだと包みにくいんですが、
サンマの皮なら?と
試してみましたアセアセ
割と、包みやすかったです。
(サンマの皮、塩分高め?とも思いましたが、
キャベツのカリウムで相殺されるかと。)


⑤サンマの皮でくるんだアンチノールを
更に、キャベツで包み、
上にサンマの身を載せて
出来上がりラブラブ
(あ、それにカリナールをふりかけてます)

横には、
少しの卵の白身も添えました。

どうでしょうか…
アイスモナカで包んでいた以前より、
断然、
食欲をそそると思いませんか?(笑)


⬆️

(アイスモナカで包んでいた時の図)





実は、
前記事に書いた
5日間の試行錯誤。

その中の1つが、
サンマを食材に取り入れることでした。

電解質のナトリウムが下がり続け、
一向に改善されないのを見て、
札幌の動物病院の先生が
一言。

「一粒だけ、をあげてみたら?」


塩~⁉️…滝汗

さすがに、塩をあげる勇気はなく、
塩をあげる位なら、
魚の皮とか、しらすとかの小魚とか、
そっちの方が、
気持ち的に許せる…
(昔は、塩をあげる治療?やり方?も、
本当に、王道としてあったそうですが)

それに、
クレにあげている食材、
調べてみたら、
ナトリウム含有量が低いものばかり。
どれもこれも、
ナトリウムとカリウムの比率は、
断然、カリウムの方が高いものばかり
だったんです。
(ナトリウムも、"一応入っているよ"的な)


これじゃ、ナトリウムの数値、
上がる訳ないアセアセ

ただでさえ、
野菜が多い食事で、水分摂取量が多くて、
尿量も多いクレなのに、
摂取したナトリウムは、
全部、尿に流れ出てるのでは。

(また、別記事に書きますが、
アルブミン等の低下の一因として、
尿量が多くて、
摂取した栄養成分が、
尿として排泄されてしまっている可能性もアセアセ
考えられる主な原因や対策は、
後日また別記事にて)


また、ナトリウムは、
骨の構成要素でもあるらしく、
不足したままだと、
カルシウムも低下している今、
クレの骨が危うい…ガーン
⬇️

  1. ナトリウム

    ナトリウムは、細胞外液の浸透圧維持、糖の吸収、神経や筋肉細胞の活動等に関与するとともに、骨の構成要素として骨格の維持に貢献している。一般に、欠乏により疲労感、低血圧等が起こることが、過剰により浮腫(むくみ)、高血圧等が起こることが、それぞれ知られている。なお、腎機能低下により摂取の制限が必要となる場合がある。(栄養成分表のミネラル説明より)




で、
ナトリウムが多い食材は…
と、調べた結果、
クレ大好物ラブのサンマが目に入りました。

それでも、100gあたり

ナトリウム130㎎
カリウム260㎎

と、
カリウム量は2倍なんですが。
⬇️
 


ちなみに、
クレにあげられそうな食材で、
ナトリウム含有量がカリウムを超えているものって
中々無くて、
強いて言えば、高野豆腐くらいでした。
でも、今、クレにあげてるのは2gだけで、
他の食材のカリウム量から考えると、
直ぐに排泄されてしまう量💦
⬇️
 




実のところ、
サンマに限らず、
魚類は、総じてリンの含有量が多いので、
腎機能に問題が起きていることを
知ってから、
一切、あげてこなかったのですが、

結局、
食事全体でのリンの含有量を抑えれば
あまり問題にしなくても良いのでは?
どうせ、あげる量は○g単位。
一尾丸々食べる訳じゃない。

…と、気が付き、

サンマをメニューに加え始めました。


密かに
サンマをメニューに加えられて、
一番喜んでるのは、
大喜びで食べているクレではなく、
私かもしれない(笑)

だって、
あんなに好きで食べていたサンマを
食べられなくなるような
腎臓にしてしまったのは、
他ならぬ『私』だから。

もう、
クレにサンマを食べさせてあげられない…

その後悔。

これは、
一生、つきまとうんだろうな…

そう思ってたから。


5日間の試行錯誤中、
サンマをメニューに加えながら、
ホントに平気?
大丈夫?

一応、
多分、大丈夫だとは思ったし、
(総計さえ守ってれば)
今のクレの身体の状態には、
サンマが必要だと思ってたから
加えてたんだけど、

ずっと、そんな不安があって。

でも、5日後、
SDMAが13になってるのを知って、
ようやく安心出来た。

ナトリウムの数値が
上がってたので、
これでいいんだ…と、
やっと思えた。

皮の部分とか、
ひょっとしたら、リンが高い部位かも?
と、
不安で仕方なかったけど、

(部位別のリンの含有量、
調べまくりましたが…
中々、きちんと記載してあるものが
見付からず…

結局、分かったのは、
同じ種類の魚でも個体差があって、
高い個体もあれば、低い個体もあるということ。

水産庁の『 魚介類有効成分データ集』という
PDFファイルに、
部位別のデータが載っていたのですが、

地域ごとに調べた種類別の魚群の
最大値と最小値が書いてあって、

その差があまりにも大きくて、

(魚の皮の最大値は、
身の最小値を超えていたり、
身の最大値も、
皮の最大値をはるかに超えていたり、
同じ日本国内で採れた魚でも、
魚の採集地域によって
魚の部位の栄養成分に違いがあって、
多分、
○○産のどの魚のどの部位がどうなのか
という研究目的だからだと
思うのですが、
詳細過ぎて、参考にはならなかった…)

どの部位にリンが多いとかは、
一概に言えない…ということだけが
分かりましたアセアセ

産地の違いでも含有量が変わるみたいだし、
そうなると、
もうお手上げアセアセ

で、そう考えると、
食品成分表に書いてある値なんか、
あまりアテにしてはいけないのかも?
(野菜だって、肥料や育て方、
日照時間によっても
栄養成分が変わる気がします。
野菜作りは、まず土作りから。
野菜を大きく立派に育てるには、
それなりの量の肥料を使う。
肥料成分はリンも大事な要素。
…だもの、野菜にリンが多い訳だよね…
肥料に使ってるリンの種類も
其々様々な訳だし、
結局、野菜にしても、
個体ごとの栄養分析を自分で外部に依頼するしか
正確な数値は分からない…し、
さすがに一々そこまで調べるとかしてから、
その野菜を使うなんてことは無理…タラー)

…とも思ったりもしたんですが、

取り敢えず、
普段の調理では、
私自身は、栄養成分表を頼りに
計算するしかないもんね…笑い泣き)




ヒヨコヒヨコヒヨコ


実は、この記事内容は、
前段です。

サンマをあげることに関わって、
色々調べていたら、

とても
興味深い記事を読みました。

その記事について書きたくて、
この記事を書きました。

もしかしたら、
単なる凝り性のヲタク内容かもしれませんが、

ひょっとしたら、
高齢のワンちゃんと暮らしている方にとっては
お役立ち情報?になるかもしれないので、

またまた長文の内容ですが、

宜しければ…
次の記事をお読み下さいませアセアセ