さてさて。

今回の介護帰省の目的の一つが母の金融商品の解約でした。

母の入所前後に母の財産はおおむね特定できていまして

 

預金口座以外に

コイン銀行に投資信託 

コイン証券会社に預かり金(昨年末償還の債券があったので償還を待っていました)

コイン保険(死亡時受取人は弟と私)

を保有しており、上の二つとクレジットカード一体型キャッシュカードは本人が窓口に行かないと解約ができないと説明を受けました。

当面これがなくても当面のキャッシュフローに問題ありませんが、我が家は今後自宅売却のため、母の住民票を施設に移す予定であり(リスク性商品がある場合、住所変更も本人が窓口に行かねばなりません)、母の症状次第では関東移転も無きにしもあらず。

今回はコロナが5類になってからの帰省だったので、飲食しなければ施設から外出出来たので、母を連れて保険以外の商品の解約に行きました。

 

認知症の人の意思確認が何処まで有効なのか難しく。

「認知症だから判断できない」と言い切ってしまうと、成年後見人制度を使わないと全く動かせなくなってしまいます。

銀行に母の知人がいて、こちらの事情を説明して予約を取り、私と母の親子関係を証明する書類を持って、行きましたがハッキリ言ってギリギリでしたドクロドクロ

 

「お母さん、この前、難しい商品はもう管理できないから、安全な預金にして、全部銀行に預かってもらおうと言っていたよね」

と言う説明に、母はちゃんと口頭では合意できました。

キャッシュカードの番号は実は私は以前に聞いていて、今は意味もわからないけど覚えていたようです。

…口頭では。

 

発覚当時から何となく気づいてはいましたが、母は日々の会話や身の回りのことはそこそこ出来るのですが、識字機能が壊滅的で字が読み書き出来ていないので、住所や名前の自署が出来なかったのです笑い泣き笑い泣き

因みに「字を書く」行為自体を理解できなくなっているから「なぞる」事もダメでした。

 

色々試行錯誤を繰り返し、最後に行員さんが「お疲れですよね。お嬢さんに手を支えて手伝ってもらいましょうか」と仰ったので、母の手を上から握って、ぶっちゃけほぼ私が書きました…。

限りなくグレードクロドクロ

子どもが必ずしも親に良かれと思って行動する訳ではないですから、私のケースはかなりグレーですが、書類や自分の名刺も持参したので、行員さんもかなり譲歩してくださったと思います。

 

しかし何度も言うのですが、我が家は両親が銀行員で、私も過去に似た職種の経験があったので、すり抜けられましたが、認知症の人増えたらこんな案件も増えるんじゃないのか。

中には施設の入所の費用に充てたくても充てられない人とか出てくるんじゃないかなぁ…。

 

と。

手続き終了後は、長崎でずーっと気になっていた葉山コーヒーさんのサバサンドを食べながらまったり遠い目。

 

 

からの、友達とモヒートの夜。

 

 

さて。

いよいよ7月は実家処分を前提に、母の住民票移転(実家→施設)に動きますグー