三浦春馬くんも芦名星さんも結構好きな俳優さんで、亡くなったのは驚いたし、悲しかったけど、二人とも影があると言うか、俳優さんってやはり人一倍感受性が強かったり、平凡な会社員の家庭に育ち会社員になった私には想像できない何かがあるのかなーと少し遠くの出来事に感じていましたが。

でも、竹内結子さんはショックだったな。

私、女優さんの中で彼女が一番好きで。
ストロベリーナイトの姫川玲子そのもので、本当にいつも「なんて綺麗な人なんだろう」といつも思っていました。

まあ、遠さはね、前述の御二方と変わらないけど、お子さんがいて、家族と過ごしている中での自死は感じ方がまた違うかと…。
家庭を持ったから安定するかと言うと、そんな事はないし、家庭は家庭で悩みの種だったりするのだけど、でもあまり影は感じるタイプの女優さんではなかったのに。

二人の子どもを置いてまで逝くなんて、どうして?
どんどん可愛くなる、大きくなる二人を見ていたくなかったの?
子ども達はずーっとお母さんの自死を背負って行く事になるのに、どうして?

やはり子どもの事考えてしまいますよね。
(オットに対する視点ゼロの私。オットは別れたら他人だけど子どもは違うからな)
まあ、答えが与えられる日はないのだけど。

産後九か月でコロナもあって…ごく一般的に考えて産後うつだった…ともしするならば、ですよ。

私自身も本当にホルモンの仕業なのか、授乳と眠れない日々の繰り返しだからか、「死にたい」のか何なのか、黒い雲が湧いてきた事はやっぱりあったし。
40歳の授乳はボロボロでした。
だって周りに20代のママとかいる中で40で授乳って、自分何してんのかなって。
赤ちゃんいるなんて周りから見たらキラキラして見えるはずなのにねぇ、ホント意味もなく辛い日ってありましたよ。
(逆に『自分は何でも持ってて幸せー』って変なテンションやらお花畑にベクトルが振れる日もあって。全部が全部ホルモンのせいじゃないけど、浮き沈み激しい感じが、産後鬱って言うか躁鬱で、授乳やめると少し落ち着いてくる感じはありました)

でもどんなにダメな母だろうと、いないよりはマシなんじゃないか、と汚い部屋を放り出して寝ました。
寝れない日も目を瞑ってお布団の中から出ないように。
朝になると、部屋はそのままだけど、潮目と言うか気分が変わっていました。

遺書のない自殺は大抵衝動的で、その瞬間を乗り越えられるかどうかが命の分かれ目だと言うから、もしかしたら本人にも確たる何かがあった訳ではないのかもしれないし。
きっと感情が湧きあがってくる「その瞬間」をやり過ごせるか否か。
やり過ごせば、またしばらく生きられるんではないか。

生きてて欲しかったなあ。

来月姫川玲子の新刊出るんですよ。
オーバー40でも、菊田いなくても綺麗な姫川玲子見たかったな。
誉田哲也先生、姫川玲子は幸せにして下さい。

因みに、もう一人の美女。
アンフェアの雪平夏見(こちらはドラマと完全アナザーワールド)

雪平さんはどうなったんだろ。
雪平さんにも幸せになって欲しいです。