第１０話　ショック！！私の実力ってこんなもの！？トップレベルから学ぶ大切さ

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福岡市

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レースのようなペーパーアート

パーチメントクラフト講師

藤田博美です。

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起業ストーリーを書いています。

★これまでの起業ストーリー★

「パーチメントクラフトとの運命的な出会い（第１話～第６話)

第７話　レッスンに通ってこんな変化がありました。

第８話「講師」を目標に一直線！

第９話涙ポロポロ・・・泣きながら気づいた大事なこととは

２００６年７月から、日本ナショナルコーディネーターのＴ先生のレッスンに通いました。

Ｔ先生は日本でＴＯＰの先生であり、事前提出作品の審査員でもあります。

そんなすごい先生にご指導いただけることは本当にありがたいことでした。

しかし、、、、そんな一流の先生だからこそ、指導は厳しく、、、、

第１回目のレッスンで一挙手一投足ダメ出しが出る出る出る出る・・・・・・・・

ペンの持ち方、インクの付け方からダメ出し

トレース（図案を描き写す）の線の細さ、描き始めと描き終わり、

何一つＯＫがもらえない・・・・・・

がーーーーん！！！！

トレースがこんなに難しいものだったとは、、、、、、！！！！

私が今までやってきたのは何だったの！？

初日から自分自身の技術の足りなさに落ち込みまくりました。

Ｔ先生がそばで動作を見いると、緊張しすぎて手が動かなかったです・・・・・

これが合格レベルなのか・・・・・

これが講師レベルなのか・・・・・

かなり昔の試験は、今まで作った作品の中で上手にできた作品を選んで、審査してもらう方法だったそうです。

その後、私が受けたような、全国共通の課題ができて、高い完成度が求められるようになりました。

一番難しい時代に試験を受けたのかもしれません。

最近は試験の制度が変わりつつあるようです。

さすがにペンの持ち方に指摘が入った時は

「ゼロからやり直しやん・・・・」と相当凹みました。

しかし！！

同時に、「すべてＴ先生の言われることを吸収しよう！！」と思いました。

ペイントは特に

筆の傾き

筆にとるインクの量

筆の水分量

筆の動かし方

動かすスピード

食い入るように実演を見学しました。

作品の写真を見るだけでは絶対わかりませんから実演を見ることはかなりの勉強になりました。

自宅でも、何度も何度も練習を重ねました。

大変だったけど、あのレッスンのお陰で

自信を持って生徒さんたちに教えることができています。

資格を取っても

いつのまにか我流になったり、得意や好みの技術しか教えられなかったり

技術に自信がなくて教えることができなかったり

いろんな悩みが出てきそうですが、

あの時、正しい技術、試験の合格レベル、全国レベルを学べたことは

財産になっています。

その財産をレッスンでどんどん生徒さんたちにお伝えしています。

パピエジョリの生徒さんたち、本当に上手で素敵な作品を作られます。

１１月２８日～１２月１日の作品展の作品が続々と完成していますが、どれも素晴らしくて、早く作品展でたくさんの方に見てもらいたいです。

話がそれましたが

指摘を受けても謙虚に受け止め、技術向上のための努力をする

落ち込んだ時が上昇のチャンス！

一流の人に学べる機会があるなら、できるだけそのチャンスを逃さない

学んだことを蓄積して、生徒さんに伝えていく

これをやっていると自信がついて、さらにステップアップしていけると思います。

、

お教室など、一人でお仕事を始めようと思っている方、すでに始められている方のお役に立てたらうれしいです。

つづく

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