5月13日、モラ夫氏の納骨も終わり、めんどい手続きも完了に近づいてきた。

私はもはや「癌患者家族」ではなくなり、このブログの目的・趣旨にそぐわなくなったため、本ブログはこれで終了とします。

 

 

神式なので「仏壇」ではなく「祖霊舎」

榊、米・塩・酒・水をお供え

最後の入院中、「早よ退院してタバコ吸いたい」と言うてたので、タバコもお供え

 

最後にモラ夫氏闘病の総括:

2019年

7月末:1週間にわたる検査の結果、直腸癌ステージ4・肝転移と診断

肝臓に転移した腫瘍が大きすぎて手術は不可

治療法は、エンドレス抗がん剤で延命

8月よりFOLFOX療法開始

8月末からFOLFOXにベクティビックス(パニツムマブ)追加

9月末に「しびれ」の原因となるエルプラット(オキサリプラチン)のみ中止

5FU+ベクティビックスは継続

 

2020年

10月:緊急入院でストーマ造設

 

2021年

4月末よりFOLFIRI+アバスチン療法開始

7月に「門脈に血栓ができた」ためアバスチン中止。以後FOLFIRIのみ

 

2022年

2月:小さいながら肺への転移を確認

5月:国立病院に転院

ベクティビックスの再投与開始:FOLFIRI+ベクティビックス

9月:ロンサーフ+アバスチン療法開始

開始直後に肝臓の炎症で入院

その後回復し、それ以後ロンサーフ+アバスチン継続

 

2023年

12月26日:年度最後の診察で黄疸数値のビリルビン値が10となり、入院を勧められる。

12月28日より入院:肝不全用点滴を24時間体制で打つも、黄疸は改善せず。

 

2024年

1月初めの検査でビリルビン値は20となる。

1月11日永眠

 

本人は「ビリルビン値20」の意味を分かっていなかった。

白眼が黄色いのは「目薬のせい」とかまだ言うてた。

私も「そうやな。それもあるかもな」としか言いようがなかった。

 

闘病生活は4年半にわたった。

治療開始してすぐ「コロナ禍」が始まり、

いろんなとこに行ったり、外食したりもできなくなってしまった。

これはちょっと残念なことやったな。

 

しかし、もっと早く診察を受けていればな。

ステージ2でも後に再発するパターンはよくある(医者の弁)ので「完治」するとは言えないかもしれんが、少なくとももっと長生きはできたと思う。

 

まだ今も闘病中の家族を抱えているブロ友も多くいるので、

「後学」のためこのブログは置いておくが、

私がフォローしているブログ(犬関連も多々含まれるが)も是非参考にしてほしい。

「癌闘病者本人」ならびに「癌患者モラ夫の家族」のブログが含まれている。

さらに、フォローには入ってないが、私が何度も見たブログを紹介しておく。

 

 

このブログは今は停止しているが、この人は非常に冷静に自分の症状を確認し、かつそれを詳細に記している。非常に参考になるので是非見てほしい。

 

現ブログは終了するが、後に新たなブログを立ち上げる予定。

今度はワンども中心のブログにしたい。

妹の提案「天真爛漫な自由犬と暮らす苦悩+ときどきオカン」という形にするつもり。

 

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いつもこのブログに「いいね」や「コメント」を下さったブロ友の皆さん、今までありがとうございました。

 

新ブログに興味のある方には、ブログ立ち上げと同時に詳細をお知らせしたいと思っていますので、メッセージを送って下さい。