◆Over the rainbow◆ -98ページ目

2007/07/05

最近蝶が
あからさまに
目をそらすようになった

知らないよ
思い当たることなんて





残された時間は
もうそんなにないじゃない

でもそんなこと
蝶にはどうでもいいことなんだよね





せめて
その顔を
頭にやきつけさせてよ

ひとつひとつの表情を
見逃したくないんだよ



だから


お願い
こっちをむいて

2007/07/05

さっき保健室に行ったとき

あの逢瀬の夜と同じ感情に陥った


なんとも言えない
あの背中がむずむずするような
罪悪感というか緊張感というか





今までは
好きなものは好きで
それを素直に伝えて
何が悪いと思ってた




けど

初めて知った


"好き"という言葉は

言うほうよりも

言われるほうがつらいんだ


それに応えられないなら
なおさら






集会中に
メールはしてほしくなかったな

視界に蝶がいるときの
蛹の存在は酷すぎる



蛹が嫌いなわけじゃない

せっかくできた友達だし
こんな私を
そんな風に思ってくれる人なんて
この先生きてても
もう現われないかもしれない

でも



蝶は
私のなかに
爪痕を残しすぎた




もう私の意識は
蝶の色そのものなんだ

痛いくらいに





蝶ちゃん

体育館でふと見せた
あの笑顔が

今も目を閉じると浮かび上がって



最近
あんたを思い出すと
泣いてばっかりだ


蝶ちゃん

蝶ちゃんに逢いたい

2007/07/05

しようと思った挨拶は
駅に現われたうれしさと一緒に
飲みこんでしまった


朝の電車の時間が
こんなに短いなんて
久しぶりに思った





だめだー

こういうのを
べた惚れっていうんだろうな


たった一枚のガラスごしに
さっきから行き来する蝶が
かわいくて仕方ない



顔触るクセも
くちびる噛むクセも
まくった腕も
ちょっとたるんだシャツも
暇さえあれば寝ちゃうとこも
あの歩き方も
なびく髪も


あいつにかかれば
全部特別なものになる



ただただ
もうどーしょーもなく
いとおしい


髪型とか
特徴が似てる人は
今はたくさんいる



けど

やっぱり蝶は蝶だから

私の神様は

蝶しかいないから



伝わらなくても
報われなくても

蝶はたった一人の蝶だから




だいすきです

蝶ちゃん


あなたは
そこにいるだけで
十分なんです