2007/11/08
もうすぐ
蝶が年下になる
蝶の誕生日を知ってから
ずっと闘ってきた宿命
私は
どんなに頑張っても
年下にはなれない
一年のちょうど半分が同い年
残りの半年は
私が1つ上
私の人生で
蝶が生きてなかった
半年間
たった6ヵ月だけど
私は
蝶のいない世界を
どんなふうに生きてたんだろう
もちろん
蝶という人間が
のちに目の前に現れて
これほど盲目に
恋するようになるとは
夢にも思ってなかったろう
地球の歴史を考えたら
あまりに他愛ない
刹那の空白
私はおそらく
18歳になった蝶の姿を
見ることはない
最近
たまに
仕草や表情が
妙に大人びて見える時がある
それはほんの些細な
ありふれた瞬間だけど
あの幼かった少年が
こんなふうに
成長していくんだなぁと
感慨深かったり
その一方で
この先
彼が一人前の大人になっていく
その過程を
絶対に見ることはないと
確信できるからこそ
哀しくなったり
私の頭のなかのアルバムは
18歳で
ぱったり増えなくなる
来年の今ごろ
私はいったいどこにいて
何を想ってるんだろう
蝶は
誰の隣で生きてるんだろう
いつか私も
忘れちゃうのかな
あのボロボロの校舎で出逢った
一人の華奢な男の子のこと
笑った顔とか
低くて通る声とか
ちょっと変な歩き方とか
身にまとった空気の色とか
ひとつひとつの
そんな取るに足らない
もろい記憶の断片も
時が流れたら
なかったことになっちゃうのかな
別れそのものも
もちろん悲しいけど
それと同じくらい
一緒に生きた時間が
忘却に飲み込まれてしまうこと
それが寂しい
この世のどこかに
蝶と一生一緒に
いられる人がいるわけで
それは
おそらく私ではないわけで
この空の下のどこかで
その人は
今日も生きてて
私が
蝶の後ろ姿に焦がれて生きた
今日という日も
何も知らずに生きてて
その人は
死ぬまでずっと
蝶の記憶を増やしつづける
次に生まれてくるなら
どんな国でもいい
貧乏でも嫌われものでも
それでもいい
蝶のそばに
生涯いられる運命を
持った人がいい
神様
何もいらないから
"永遠"を
私にください
蝶が年下になる
蝶の誕生日を知ってから
ずっと闘ってきた宿命
私は
どんなに頑張っても
年下にはなれない
一年のちょうど半分が同い年
残りの半年は
私が1つ上
私の人生で
蝶が生きてなかった
半年間
たった6ヵ月だけど
私は
蝶のいない世界を
どんなふうに生きてたんだろう
もちろん
蝶という人間が
のちに目の前に現れて
これほど盲目に
恋するようになるとは
夢にも思ってなかったろう
地球の歴史を考えたら
あまりに他愛ない
刹那の空白
私はおそらく
18歳になった蝶の姿を
見ることはない
最近
たまに
仕草や表情が
妙に大人びて見える時がある
それはほんの些細な
ありふれた瞬間だけど
あの幼かった少年が
こんなふうに
成長していくんだなぁと
感慨深かったり
その一方で
この先
彼が一人前の大人になっていく
その過程を
絶対に見ることはないと
確信できるからこそ
哀しくなったり
私の頭のなかのアルバムは
18歳で
ぱったり増えなくなる
来年の今ごろ
私はいったいどこにいて
何を想ってるんだろう
蝶は
誰の隣で生きてるんだろう
いつか私も
忘れちゃうのかな
あのボロボロの校舎で出逢った
一人の華奢な男の子のこと
笑った顔とか
低くて通る声とか
ちょっと変な歩き方とか
身にまとった空気の色とか
ひとつひとつの
そんな取るに足らない
もろい記憶の断片も
時が流れたら
なかったことになっちゃうのかな
別れそのものも
もちろん悲しいけど
それと同じくらい
一緒に生きた時間が
忘却に飲み込まれてしまうこと
それが寂しい
この世のどこかに
蝶と一生一緒に
いられる人がいるわけで
それは
おそらく私ではないわけで
この空の下のどこかで
その人は
今日も生きてて
私が
蝶の後ろ姿に焦がれて生きた
今日という日も
何も知らずに生きてて
その人は
死ぬまでずっと
蝶の記憶を増やしつづける
次に生まれてくるなら
どんな国でもいい
貧乏でも嫌われものでも
それでもいい
蝶のそばに
生涯いられる運命を
持った人がいい
神様
何もいらないから
"永遠"を
私にください
2007/11/08
17歳
最後に会った人は
蝶だった
蝶はいつもと同じように
細かく時間を計算し
私と同じところにいる時間を
最小限にできるよう
私の遥か後ろを
足並みを遅くして歩いてた
それが
同い年として会える
最後の蝶の姿だった
最後に会った人は
蝶だった
蝶はいつもと同じように
細かく時間を計算し
私と同じところにいる時間を
最小限にできるよう
私の遥か後ろを
足並みを遅くして歩いてた
それが
同い年として会える
最後の蝶の姿だった
2007/11/07
神様はまた
手口を変えずに
私の運命を弄んでいるらしい
わかってるのにね
次はこういう
ショッキングなことが起こるとか
でも毎度ひっかかる
毎回
つらくなって
泣きたくなって
動けなくなって
知ってるんだ
けどどうにもできない
レールに乗ったまま
揺すられるしかできない
呆れるほど
無力な私
さぁ神様
お手合せ願おうか
次はどんな手で
私を追いつめるんだ?
手口を変えずに
私の運命を弄んでいるらしい
わかってるのにね
次はこういう
ショッキングなことが起こるとか
でも毎度ひっかかる
毎回
つらくなって
泣きたくなって
動けなくなって
知ってるんだ
けどどうにもできない
レールに乗ったまま
揺すられるしかできない
呆れるほど
無力な私
さぁ神様
お手合せ願おうか
次はどんな手で
私を追いつめるんだ?