◆Over the rainbow◆ -3ページ目

2009/10/05

しばらく
動けなかった


皮膚のすぐ下で
何かがうごめいているような
小刻みな寒気とともに
とめどなく溢れる
念にも似た
蝶への憧憬



相談なんて
一生されないと思ってたよ

たとえそれが
仕事絡みであっても


千じゃなく
私に最初に言ってくれたこと

5日も前のメールに
遅れても
忘れないで
ちゃんと反応してくれたこと

私の名前が
蝶の脳の中に
記憶として収まっていること


なんだかどれもこれも
ものすごい奇跡な気がして


愛というものの正体は
こんなにも曖昧で
こんなにも不確かで
なのになぜ
こんなにも私を強く
つき動かすのか



重大なことに気がついたのは
それから4日経ってからだった



あれは
蝶の日だ



5年前のあの日
私は初めて蝶に想いを告げ
4年前のあの日

私は蝶に近づくことをやめた


その時に決めた
蝶の日


あの日は
何らかの事件が起きる



5年目のあの日

まさか
蝶から電話が来るなんて



そして
また
事件は起きた


突然映し出される
蝶の名前と番号
震え出す携帯と
鳴りやまない蝶々



それだけ?

じゃあね


些細な些細な
言葉のかけらと
優しいニュアンスが
何度も私を
恍惚の果てに連れていく



これが最後と
彼は言った

念を押すあたり
まだやはり
警戒しているんだろうか



本当に
私はあの人を
愛しているんだ



他の誰に対しても
こんな現象は
起こらないんだから



嫌だなぁ

最後なんて
そんなの

信じられないし
信じたくないけど
きっと
3ヶ月後には
現実になってるんだろうなぁ

2009/10/05

咽がつまる


寒い


頬が熱い




あなたが好きで

ただ

好きで好きで好きで


止まらない!

2009/10/01

大好き

大好きだ