◆Over the rainbow◆ -144ページ目

2007/08/03

貴族グループに属してれば誰でもいい
それが男というものらしい

賤民がどんだけ
朝早く起きて化粧したり
体型維持しようとしたり
言葉遣いに気つかったり
そういうことしても
まるっきり無駄ってことね

ああバカバカしい

蝶もそうなんだろうね
だからあの辺の人たちには優しい
私も昔貴族だった時は
優しくしてもらえたもんね


全部全部無意味なのよ
努力なんて青くせぇこと

私は貴族には絶対なれない

忘れるしかないのね

恋する資格は
私みたいなのにはないのね

2007/08/03

別に男にどう思われてようといいよ私は

蝶にさえ嫌われてないなら
他の男なんてホントどうでもいい


そりゃ嫌われたくはないよ
誰に対してでも

でも例えば
世界中の男に嫌われても
蝶が好きになってくれるなら
私は喜んでそっちを選ぶ

2007/08/03

もう迎えがくるころ

背中を押されて
ホテルを出たときの
霧がかった妙に冷たい空気を
私は生涯忘れはしないだろう


あの時
まぁいっか、と
振り返って蝶を探さなかったこと
私は今だに後悔してる

思えば朝ごはんの会場で
ごはんのおかわりに行く
蝶を見たのが最後だった


また月曜になったら逢える


何の根拠もないけれど
そうなることを信じて疑わなかった
当たり前のことなんだけど

だから
変貌前の蝶の姿を
脳裏に焼き付けることなく
あちら側へ旅立つことになってしまった


あの時
血眼になってでも
あいつを探し出して
見ておくんだった
人ごみの中のあいつを見つけることくらい
慣れっこだったはずなのに



さぁ
地獄への片道切符は
切られてしまった