2007/08/03 | ◆Over the rainbow◆

2007/08/03

もう迎えがくるころ

背中を押されて
ホテルを出たときの
霧がかった妙に冷たい空気を
私は生涯忘れはしないだろう


あの時
まぁいっか、と
振り返って蝶を探さなかったこと
私は今だに後悔してる

思えば朝ごはんの会場で
ごはんのおかわりに行く
蝶を見たのが最後だった


また月曜になったら逢える


何の根拠もないけれど
そうなることを信じて疑わなかった
当たり前のことなんだけど

だから
変貌前の蝶の姿を
脳裏に焼き付けることなく
あちら側へ旅立つことになってしまった


あの時
血眼になってでも
あいつを探し出して
見ておくんだった
人ごみの中のあいつを見つけることくらい
慣れっこだったはずなのに



さぁ
地獄への片道切符は
切られてしまった