藍沢今日の作品です。
藍沢さんの本は初めて読みました。
ホラーミステリーです。
それほど怖くありませんが、グロテスクな表現が苦手な人は無理かもしれません。
司法や教育現場への問いかけがテーマだったのかな?
学校で、生徒や教師がずたずたに惨殺された。まるで巨大な獣に食い殺されたように……。
犯人はすぐに捕まった。しかも、罪を認めて死刑を望んでいる。
殺害方法は、自分の体から生み出された犬の張り子に襲わせたという。
ほとんどの人には見えない。超常現象?
刑事の夏木にはそれが見えた。
罪を認めている犯人だが、怨念·超能力で起こした殺人を立証することはできるのか?
なぜ夏木には犬の張り子が見えたのか?