ぱぴさんの本棚 パセリとともに -10ページ目

ダンゴむし研究家

女の子と男の子がふたり、庭の片隅で座り込み何やら熱心にやっている。
その会話。
女の子「わたし、ダンゴ虫のけんきゅうやってるんだよ。病気のダンゴ虫だってわかる。ほら足のないのが病気だよ」
 ん・・・・? 何はともあれ耳がダンボに。
どうやらこの女の子、犬が飼いたかったらしい。ママにあえなく却下され、
ネコは? 「却下」。
ハムスターは? 「却下」。
なんたってお出かけ出来なくなるから「きゃっかあ」。
ってことでダンゴ虫を飼うことになったらしい。
ダンゴ虫はお出かけするときにはお庭に放してやればいいんだと。
・・・たしかに。
それでダンゴむし博士が誕生したわけか。