数列にも公式は必要ありません。
公式はかえって思考の妨げになっているのです。
そんな例を紹介しましょう。
基本例題:
A列 3 6 9 …… □
B列 2 4 6 …… ○
A列の数とB列の数は比例しています。
応用題:数列
1 4 7 10 ……
(1) この数列の前から20番目の数を求めなさい。
(2) この数列の中の121は前から何番目の数ですか。
番数を示す数列を作ります。
番数の列 1 2 3 4 …… X
問題の列 1 4 7 10 …… Y
この2つの数列は比例していません。
この数列は、3ずつ増しています。これが決め手です。
数列の先頭を3とする数列に変えるのです。
つまり、各数に2を加えていくのです。
番数列 1 2 3 4 …… X
新数列 3 6 9 12 …… Y+2
2つの数列は比例します。
Y+2=X×3 …… ①
比例する数列を作れるようにします。
解き方:
(1) 20番目の数ですから、X=20 です。
Y+2=20×3
Y=58 答 58
(2) Y=121 ですから、
121+2=X×3
X=41 答 41番目
めんどうな公式を覚えなくても数列の問題は解けるのです。
公式依存症の先生方には永久に分からないと思います。
比例の応用範囲は想像以上に広いのです。
公式:最初の数+差×(n番目-1)=n番目の数
(1) 最初の数は1、差は3、n番目は20番目
求める数=1+3×(20-1)=58 答 58
(2) 1+3×(n-1)=121
3×(n-1)=120
n-1=40
n=41 答 41番目
公式を忘れたらどうしますか。自分で作らなければなりません。
それなら、簡単に作れる方が良いということになります。
問題文にそった式を作れる方がもっと大切なことです。
