注射治療の後・・・ | がんと闘いながら子育てしている、お母さんたちへの応援ブログ

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「残念ながら進行がんです」と宣告されてから、十数年。
その時、私は39歳、子どもたちは9歳と6歳でした。
これまでの日々をブログに・・・

闘病中の話に戻したいと思います。


2年間の注射治療が終わった後は、飲み薬が増えました。

飲み薬の治療はそのあと更に3年続きました。

薬をもらいに、1か月に1回は病院に通い、半年に1回は転移の検査をしました。

1年に1回骨シンチの検査をしました。




術後2年ちょっとすぎたころ、咳がとまらなくなりました。

2週間たっても、1か月すぎても、咳がとまりません。

内科で薬をもらっても飲んでいたのですが、ちっともよくなりません。

そうなってくると、「まさか肺に転移?」ということが、頭に浮かんで離れなくなってきました。

もう、気持ちは真っ暗です。 

行こうかどうしようか迷ったあげく、心配のあまりがんの主治医の所に行きました。

「咳が止まらない」と言うと、がんの主治医も心配して、肺転移の検査をいろいろしました。

検査結果を待つ間、私の気持ちは最悪でした。

頭の中で、再発を覚悟しました。

咳は相変わらず止まらず、私の気持ちは日々落ち込んでいきました。





検査の結果、幸いなことに肺転移ではありませんでした。

結局、副鼻腔炎でした。

鼻からの膿がのどに落ち、気管を刺激し、咳が続いていました。

耳鼻科にかかり、薬を飲み、完全に咳が止まるまで、2か月かかりました。





そのあとしばらくしたある日、今度は黒い鼻汁がでました。黒い鼻汁は丸1日続きました。

びっくりして、翌日耳鼻科に行ったら、その耳鼻科の先生が私の病歴をみて、「もしかしたら、脳に転移しているのかもしれないから、大きな病院で検査してもらった方がいい。」と言いました。

その場で、大学病院に電話し、予約を取ってしまいました。 紹介状ももらいました。

そんな風に言われたら、私も恐ろしくて、行かないわけにいきません。

この間「肺転移かも」といろいろ検査したのに、今度は脳転移かも・・・と思うと、本当にうんざりしました。

紹介された大学病院に行き、また検査をいろいろ受けました。

結果を待つ間は、本当に、本当に最悪でした。




検査の結果、脳転移ではないとのことでしたが、原因はいまだによくわかりません。

でも、その後も10数年生きられているので、悪いものではなかったのでしょう・・・。

大学病院で薬をもらい、飲んでいるうちに、いつの間にか治りました。




このように、個人の開業医では、すぐがんと結び付けて考えられてしまいました。

病院の先生が、責任をとりたくないだけなのかもしれませんが、すぐ悪く考えられました。

そのたびに一喜一憂させられました。


嫌気がさし、病院を変えたりしました。

特に、かかりつけの耳鼻科は変えました。

前の耳鼻科の先生は、ちょっと調子が悪いと、すぐ転移かもと私を脅かしました。

それに懲りて、新しい耳鼻科のかかりつけ医には、がんのことは話していません。

大したことないのに、何でもすぐがんと結び付けられるのが嫌になったからです。

私は、アレルギー性鼻炎なので、耳鼻科にかかることが多いのですが、かかりつけ医を変えて以来、

どんなに鼻の状態が悪くても、転移かもとは言われません。

新しい先生には、私ががんを患ったという先入観がないのでいいのでしょう。

病歴を正しく医者に伝えないことは、危険でもありますが、そこは覚悟しています。

自分で判断して、本当に悪い時は、見極めなくてはと思っています。




がん手術後、2年が過ぎたころには、こんなことが次々と起こりました。

体力的には、徐々にがんになる前に戻っていきました。

抗がん剤で抜けた髪も、だいぶはえそろってきました。