夏休み終了間際、俺は喫煙が学校にバレて一ヶ月の停学になってしまう

もちろん初めての丸坊主にもなった

停学中は朝夕と担任からの自宅滞在確認電話が入るのだ。と言っても『起きてるか!何自習した?』の話ぐらいで終わるので何て事はない

俺は毎日電話が終わったら夕方まで外に出ていた

そこで俺は今で言う援交をしていた
それも数人、高額払いの奴を見つけていたのだ

彼等は絶対に世間には言えない人達だから拘束時間も短く支払いも綺麗であった
この関係はみんな高校三年まで続いた

簡単なバイト感覚でしかなく、バブル期もあって俺の高校時代は金と共に生きた感じであった
高校にも少し慣れた夏

俺はバレー部に入り一年生でレギュラーになった

夏休みは合宿や遠征で毎日ハードである

休み直前にもらった夏休みのスケジュールを見て驚いた

なんと俺が大好きだったアイツの学校にも遠征に行くではないか!

だがアイツと同じ部活ではないし会えるわけではないのだ

卒業式から俺らはまだ一度も電話も会ってもいなかった。どんな感じになっているか、俺を忘れてないかとか色々な想像でドキドキしていた

練習や試合で夏休みは目まぐるしく進んでいく
そしてアイツの高校への遠征当日

俺は試合よりアイツに会えるかもと言う事が心配だった

バスに一時間乗りアイツの高校がもうすぐになった時、部活が終わり帰る学生達がチラホラ見え始めた

学校が見えて来た。フッと窓の外を見ると学ランに身を包んだアイツが見えた
アーッと声を上げ窓を開けた、するとアイツもこっちに気付きアーッと声を上げ走り出した そして俺は次の停車駅で降りた

『おーっ久しぶりだな!』二人は抱き合った
5分程たわいのない話をして…

『また電話するからなー』とアイツは俺に笑顔で両手を降りながら言った。

俺らは新しい別々の仲間達の元へと戻って行った





あれから二人は会う事はなかった
遂にこの日がやってきた
卒業式…お互い進む高校が違う為今日で最後だ

式が始まったが目を合わせるわけでもない二人

そして呆気なく式が終わり退場である
二人共、所属クラブの部長だったので後輩からの花束や記念写真で忙しくしていた

俺はアイツが気になっていた。そもそもグループが違うので何処で何しているのかもわからなかった

それでも一段落ついた時にキョロキョロと探してみたすると『おーいおーい!』
とアイツが大きく手を振っている

人込みを掻き分けアイツのもとへ走った

『とうとうだな!』
『うん』
『悪い…照れるが俺と記念に写真撮らないか』

俺も言い出し難かった言葉をアイツが言ってくれた

近くに居る奴をつかまえ俺らは肩を組んでお互い数枚撮ってもらった

『わざわざ悪かったな』
『そんな事ないよ!今まで楽しかった!ありがとう』『俺の方こそ楽しかったありがとう』
『じゃ』
『じゃ』

そういうとガッと抱き合い強く握手をして俺はアイツから背を向けた
歩きながら涙が溢れ出した

これで俺の幸せで楽しく初恋をした中学時代が終わった。
修学旅行といえば…思い出作りだが、色々な係を決めるのが学校というものである

ホームルームに担任が黒板にたくさんの係を書いていく

たいていみんな面倒な係なんて嫌で下を向くか友達と文句か違う話で逃げうせる
俺もその一人だったんだが隣のアイツは違っていた

『はいはい!はーい!先生!俺コイツ(俺)と風呂掃除係しまーす!』
『えーーっ嫌や!』
『ええやん!楽しいって』
…でアイツの笑顔に負けた。少しでも二人の時間があるし、しかし風呂係とは…なんなんだろ?

当日俺らは当然隣の席だ
修学旅行のバスは出発する色々な景色やオヤツで話は尽きる事なく俺は幸せだった大好きなアイツと二日過ごせるのだから


遂に夜
晩御飯前後に風呂に入るクラスがある中、俺らは最後に風呂に入るし最後に掃除だった

みんなが入り終わり待ちに待った俺らな番だ
最初お互い前を隠しながらだったが授業中に触り合っこしたりして俺のがデカいと言い合う中にまでなっていた

自然に体を洗い合い遂にはデカさ勝負だ!と互いに触り始めた

『やっぱり俺のが』
『何でやねん俺のが』

そんな話しながらまだ触り合う二人

俺はアイツのをマジマジと見てた
するとアイツが

『このままイッてまおか』『あっ…うん』
と言い握る手を早めた

お互いすぐに終わった
そして何もなかった様子で掃除を終えクラスの元へ帰った


俺達はあれから何もなかった様に卒業式まで迎えるのだった
中学二年の秋、俺は所属してる部活(バレー部)の部長になった

学校行事で部長会議というものにも、もちろん出席しないといけない

そこで俺は初めて男に恋というものをしてしまう

相手は野球部長になった奴でガタイはしっかりしてて端正な顔立ちで男前だった
クラスも違うし俺はバレーといういわゆる軟弱系であり相手は野球という男のスポーツである
だから共通点などないし話すきっかけさえもない月一の部長会議だけが唯一の同じ空間で過ごせる時間だった

しかし中学三年のクラス替えで俺はソイツと同じクラスになれたのだ
しかも同じ班(グループ)だった。ホントに飛び上がる位うれしかったが俺は、緊張でガチガチになってしまい話しすら…目さえも合わす事ができなかった

そんな緊張も学生という若さで一週間後は仲良くなっていた
基本的俺の学校では班の中なら席替えは自由で俺達はずっと隣で授業中は話しばっかしていた

だが基本的友達グループは違い、相手はグランド系俺は体育館系で固まり休みも会う約束などする事はお互いしなかった


三年生と言えば修学旅行。そこで俺達はかけがえのない時間を二人だけで過ごす事になる。
中学二年になってから俺の男関係は増えてきた

気持ち自体も強くなって来てた。

相手はいつもゲイの集まる公衆便所で見つけていた
断然親父にはすぐに気にいられるタイプらしい(当時から自覚していた)

今回の相手は服屋を経営してる親父だった

ヤル時は店に行きカーテン閉めてヤラれる感じだった
ある土曜昼で学校が終わるので帰宅すると電話が鳴った『あっ●●くんかい!俺だよ●●店の俺だよ』
ものすごくびっくりした
名前さえも教えてないし、それ以前に自宅電話なんてもってのほかなのに
『●時に来てよ』一応ハイと答えて時間通りに向かうしかし、それでさこれから先脅迫されては困るし…とか色々考えながら向かう。
『おっ来たね、あれから君に会いたくてねさぁ』 と服を脱がそうとする
俺はパッと避けて

『なんで僕の名前や自宅電話知ってるんですか』

『あーっそれは君は以前歩いて来ただろ!だから自転車で後をつけたんだ』

『それでですか。でももう電話ヤメテ下さい。それにもう今日で僕ここには来ませんから』

『ダメだよ俺君に会いたいし体触りたいもん、君もキモチいいだろ!嫌なら親に言うてもいいんだよ』

とやはり相手は脅迫してきたと俺はドキドキした
しかし俺は知っていた
中学生は未成年だから大人が性行為もつと捕まえられる事を…

『いいですよ親に言いたかったら!でもオッチャン捕まえるで警察この店から三軒隣やし先に僕帰りに言いに行くから』

『………。わかったもう電話せんし合わないよ』



『ふぅーっ』
俺は店を出て長い息をはいた。あんな強気な事を言うてたが内心ドキドキで足はガタガタ震えてた
ホント親に言われたら親父にマジで殺されてただろう
これが中学二年の夏だった
今現在の日本でゲイといえばほとんどの人は
『だから何?普通じゃん』と平気に答えるだろう
しかし当時は、
『ありえない!キモい!病気が移る!』
的な発想だった

それに俺自体、今でいう援交してた訳である
そう…
あのゲーセンジーさんとヤルと毎回¥1000頂けるのだ当時の小学三年生のお小遣といえば¥100とは言っても住んでた土地柄、周りは裕福な地域だからである
それが毎回¥1000という大金が手に入るとなれば…

自分自身小学三年生ながらに犯罪を侵している気がしていた
見つかれば絶対に逮捕か殺されると思っていただからジーさんとの行為が終わり金を頂くとダッシュで逃げてた記憶がある

でもその行為は中学二年まで続いた
『それじゃ~帰ったらすぐに集合やで!』
『わかった!じゃ~なぁ~!』

俺はもう小学三年生であるランドセルをガチャガチャいわせながら
家に帰る。
帰り着くと引き出しからおこづかいを持ち
みんなの待つあそこへと急ぐ。

『ピュンピュン!ゴーッ!ドーーン』
ここは俺たちの溜まり場、ゲームセンターだ
俺らの親は大抵が共働きでおやつはお金で補われていた
いつもそれをゲームにつぎ込んで遊んでいた

俺は毎日同じゲームをしていた
ハッピーエンドがないからなのか?
そんじょそこらの奴には出せないほどうまくなっていた

『あれ?今日も同じゲームか?』

声をかけてきたのはここの事務のじーさんだった。

『せやろ!でも最後見たことないからやってんねん』

振り返らず俺は続けていた

『チュドーーーン』

『あらら!やられてもたなぁ~
 わしが声かけたからなぁ~すまんかったな』

『ちゃうちゃう!ここらへんでいつもアカンねん』

『それにしても凄い得点やなぁ~
 せや!お詫びにええもんやろ!こっちきぃ~』

そう言ってじーさんは俺を事務室に呼んだ
俺も続いてついて行った。

そこは3畳ほどで机と椅子2つに金庫という
狭い殺風景なコンクリート部屋だ
俺はじーさんの向かいの椅子に座らされた

『ホレ!これでも食いな』

差し出されたビスケットとチョコレートにジュースだった
俺がムシャムシャ食ってると

『僕にええもん見せたろ!手品やで凄いで!
 さぁ~ここ見ときや・・・』

そう言ってじーさんは箱を取り出し
手品をし始めた。

『うわ~なんで消えたん!すげぇ~
 どうやったん!教えてやぁ~』

『ハハハッ!種教えて欲しいか?
 よし!教えたろ!んならここにおいで』

そう言ってじーさんは俺をひざの上に乗せて
手品の箱を裏から教えてくれた

『うわ~すげぇ~こうなってたんやぁ~』

そう言って真剣にじーさんの手元を見てた
じ-さんの右手は俺の股間をゆっくりゆっくりと
撫でていた
その手は次にチャックに手をかけて
次第にパンツの中の物を触っていた。

俺は何をされているかもわからない程幼かった。

『こっち向いてごらん』

じーさんは向かい合わせに座らせ
じっくり眺め撫でていた
そして急に俺の唇にキスをしてきた
なんとも言いがたいガサガサした感じと
タバコそして大人のニオイだった

『僕は全然逃げないな。カワイイ子だ
 立って見せてくれ』

そう言ってパンツまで下ろさせた俺を立たせ
自分は膝まづき数秒眺めた後、俺のものを口に含み始めた

『んふ~んふ~!おぉ~おぉ~』

初めて聞く洩れる声そして
自分のチャックを下げ男のいきり立ったものを出し
荒々しく擦りだす。

洩れる吐息とガサガサと聞こえる音の中
俺は緊張で動けなかった
そしてじーさんは急にビクンビクンとなり
冷たいコンクリートに白くツンと華に付くものを出した。
父親が母親や姉を殴って怒鳴り散らす声が幼少頃の1番記憶に残ってる事である
夜中母親の啜り泣く声をよく聞いた事も…

決まって次の日に母親や姉に『男は女を守るものであり殴ったり泣かせるものではないと口癖のように聞かされた』

ある夜、母親と姉のヤメてヤメてと言う声で目が覚めて隣の部屋に行くと母親を馬乗りで殴ってそれを姉が泣きながら止めている光景が目に飛び込んできた

三歳の男の子はガタガタ足が震えて立ちすくんでしまった
そして自分の部屋に走って布団に潜り耳をふさぎ込み時が過ぎるのを待った
何度もそんな夜があったが耳をふさぎ震えているだけだった

いつものように母親の泣き叫ぶ声が聞こえた時、男の子は立ち上がり走って隣の部屋に行った、母親の耳から血が出ていた…すると男の子は『もうヤメろー』と父親を止めに入った
その瞬間火花が散ったそして何が起きてるかわからないくらいの衝撃が全身に走り男の子は気を失った

目が覚めると朝だった。全身に痛みが走った。恐々起き上がり鏡を見た今までの自分の顔ではなかった しかし男の子は少しうれしかった守る事はできなかったが自分は男らしく向かっていけたからだ

今度はもう少し守れるようにと体が痛むのに腕立て伏せのマネ事を始めた
男の子は3歳になった

本当に母親が大好きでいつもいつも仕事場まで着いて行ってた

この日は父親が家で子守してやるとの事で家に二人きりだった

男の子は父親が大嫌いだった。酒に溺れ暴力奮うからだ

逃げ出すチャンスを伺い親父がウトウトしてる間に家から飛び出し母親の仕事場へと走った

しかし3歳では駅までは行けてもお金もなければ詳しく名前までは覚えてはいなかった

駅前でキョロキョロしてると見知らぬおじさんに声をかけられた
『電車に乗りたいのかい』『うん』
と答えると手を引かれたまま電車に乗る事ができた

いつも母親と行く方向に走ってない事だけはわかった
男の子は見知らぬ駅におじさんと一緒に降りた

何処だかわからなくてキョロキョロしてると、今度はグイグイ手を引かれ改札を出ようとする

すると男の子は改札の手すりに捕まり『僕お母さんに会いたいのお母さんに会いたいの』
と切符切りの駅員に訴えた
するとまたグイグイと手を引かれたがパッと手を放し『お母さんに会わせて』と叫んだ……



『よく電話番号覚えてましたね』
『毎日口癖のように聞かせてたんですよ』
『でもホントよかった…ん?』
『あっ起きたみたいだね』『あーっ』
『おっお母さぁん』
『あらあら…もう大丈夫なのにねぇこの子は…』


男の子はあれから改札で泣き叫び、駅員室で電話番号だけ連呼すると泣き疲れて眠っていたのだった