40w2d 陣痛との戦い | パパスケの妊婦ママチュウ観察記

パパスケの妊婦ママチュウ観察記

2年間の不妊治療を経て妻が妊娠。
出産予定日2020年春。夫による記録です。

早朝、妻ママチュウの一声で起こされる。

 

「パパスケ、そろそろかもしれないから準備して!」

 

昨夜から陣痛は本格的に痛みを増し、間隔も短くなってきたらしい。

 

いよいよなのか? 慌てて準備する。

 

 

 

果たして今日は、陣痛と戦い続ける日となった。

 

色々試した結果、腰を親指でぐっぐっと押すと効くらしい。

 

「もっと強く!もっと外側を!」

 

ママチュウの指示のもと、必死で押す。

 

「もっと上! 行き過ぎ!もうちょっとだけ下!」

 

え、そんなミリ単位でわかるの?

 

とにかく命じられるがままに押し続ける。

 

 

 

が、陣痛が10分間隔になってきたと思いきや、

 

少しするとまた間隔が遠いのてしまったりと、なかなか進まない。

 

うーむ、陣痛って奥が深い……。

 

結局、僕も丸一日マッサージや身の回りの世話にばたばた。

 

でも、立ち会いができないのだから、せめてこの期間は。

 

辛いのはママチュウなのだ。少しでも力にならなければ、

 

 

 

きりのない痛みにママチュウは疲れきっている。

 

そこで僕はアルカイックスマイル。

 

「頑張ってなママチュウ。俺も何でもするよ」

 

「……ありがとうね……助かるよ……」
 
「当然だろこのくらい。何か要望はないか?何でも言ってな」
 

「……じゃあ……ババ抜きしよう。今のうちに」

 

 

 

え、Why??

 

陣痛って恐ろしい。