31w0d トキソプラズマ | パパスケの妊婦ママチュウ観察記

パパスケの妊婦ママチュウ観察記

2年間の不妊治療を経て妻が妊娠。
出産予定日2020年春。夫による記録です。

それは親戚宅に集まった正月の食事でのこと。

 

おいしそうなステーキが出てきて、僕はうまうまと食べる。

 

ママチュウ、そのあまりのジューシーぶりによだれをじゅるり。
 
「私も一切れだけ」と、手を伸ばした……。
 
 
 
だがその夜。
 
「どうしよう……なんてことをしちゃったんだろう」とママチュウ。
 
「ん? どうかした?」
 
「あのステーキ、ちょっとレアだったかも。チビチュウ大丈夫かな!?」
 
困惑。
 
十分よく焼いていたと思ったけど、ママチュウはとにかく心配性なのだ。
 
トキソプラズマとかにかかっていやしないか、と。
 
「大丈夫だって。しかもたったひと切れで、そんな」
 
と見ると、ママチュウはしくしくと泣いているではないか。
 
「あんまり美味しそうだったからつい……。パパスケもなんで止めてくれなかったの!」
 
ついには、僕に牙がむかれた。
 
 
 
でも、これがママの愛情ということなのだなあ。
 
その後、どうしてもというママチュウの要望で、血液検査をしていたが、
 
昨日の検診で結果が出て、無事に陰性。
 
何事もなかったことに感謝しつつ、僕は痛感した。
 
ママの愛にツッコミは無用。
 
肉はウェルダン。