ギャビン&ステイシー - Gavin&Stacey (2007) ★★★★★ [海外ドラマ]
ジョアンナ・ページ出演のイギリス・ドラマでも見てみようかなと。
<あらすじ>
シリーズ1・2・3 エピソード全20話。plus クリスマスのエピソード。
イングランド人のギャビンと、ウェールズ人のステイシーは仕事の取引先の相手であり、電話で話すだけでまだ一度も会ったことがなかった。意気投合したギャビンとステイシーは実際にロンドンで会うことになった。ギャビンは親友のスミッシーを連れ、ステイシーは親友ネッサを同行させた。ギャビンとステイシーはすぐに恋に落ちる。一方、親友同士のスミッシーとネッサはお互い最悪な印象を持つが、一夜をともにしてしまう。
ギャビンはイングランドのエセックス州に住み、父ミックと母パムの独り息子で両親と同居している。ステイシーはウェールズのバリーに母親グェンと住んでいる。父は既に他界しており、父の兄弟であるブリンが彼女らの家の向かいに住んでおり、何かと世話を焼いている。ステイシーの兄はゲイで現在スペインに居住している。
ギャビンとスティシーはイングランドとウェールズの文化やお互いの環境の違いに戸惑いながらも婚約し、結婚するのだった。
ギャビンとステイシーを軸に、ギャビンの両親、ステイシーの母と叔父、彼らの親友が巻き起こすホーム・コメディ。ギャビン&ステイシーといっても、他の登場人物の方が面白い。
<キャスト>
ギャビン:Gavin Shipman (Mathew Horne) - イングランドのエセックス州に住む会社員。割りといいハンサム。父親ミックと母親パムと同居している。いつも会社の電話でステイシーに電話をしている。個性的な登場人物が多い中、普通な人。優しい人で、ステイシーの尻に敷かれている感じ。ほとんど笑いには関係ない。
ステイシー:Stacey West (Joanna Page) - ウェールズのバリーに母親グェンと住む。ギャビン同様、いつも会社の電話で彼と話している。短絡的、感情的に考える傾向にある。過去に5回の婚約歴あり、男性関係は派手。少し鈍いのか、結婚後にギャビンの両親と同居するが、朝11時に起床してブランチを楽しんでたりする。我儘なところがあり、ギャビンの両親に大切にして貰いながら、ホームシックだの、実家の近くに住みたいだの、つまらない事をピーピーと言って、夫ギャビンを困らせる嫁。仕事はして貰わなくてはいけないのに、旦那に余計なプレッシャーをかける。今のところ、ステイシーのキャラクターは好きではない。女優のジョアンナ・ページを見たくてこのドラマを見ることにしたけど、このドラマではあまり可愛くないですね。ちょっと太ったしそばかすも。
スミッシー:Neil Smith (James Corden) - ギャビンの親友。太っており、ギャビンの母パムにダイエットしろと言われて怒ったことがある。基本的に陽気である。単純で少し抜けてる、個性的な性格。感情的になりやすい。母と妹と暮らしている。両親は離婚したらしい。妹とは仲が良いけど、いつも取っ組み合いの喧嘩をしている。年齢は28歳。仕事は建築関係の個人事業主。精子ドナーの話は笑った。
ネッサ:Vanessa Jenkins (Ruth Jones) - ステイシーの親友。年齢不詳の巨漢女性で、ゴスっぽい化粧をしている。強烈な個性の持ち主。常に冷静で達観した感じ。過去に複数回離婚歴あり。様々な仕事の経験があるようで、みんなが話していると「昔やってたけど。。」と経験談を話し出す。デパートで仕事をしてたり、船員だったり、コンサートの機材を運ぶトラックに運転手、TV番組製作会社での仕事、リサイクルショップの店員の経験など。現在はゲームセンターの監視員。イタリア語を話す。
ミック:Michael Shipman (Larry Lamb) - ギャビンの父親。登場人物の中では最も常識人であり、トラブルなどの際には的確なアドバイス・意見で解決する。頼りになる人物。しばしば妻を皮肉って楽しんでいる。とても夫婦中がいい。彼の皮肉が結構好き。彼のジョークがいかにもイギリス人のジョークっぽい。
パム:Pamela Andrea Shipman (Alison Steadman) - ギャビンの母親。非常に陽気な性格。印象では見栄っ張りで、噂好き、思ったことを言わずにいられないような感じ。早とちりで、いろいろと気をまわしたつもりで墓穴を掘ることが多い。例えば、肉好きにも関わらずベジタリアン宣言をして困ってたり。よく夫のミックにからかわれる。でも性格はいいようで、嫁のステイシーに小言をいうこともなく、ギャビンの親友スミッシーもとても可愛がっている。自分はこのキャラクターが好き。すごく笑える。夫婦仲はすごくいいが、何かと夫につっかっかっていくのが可笑しい。たいがい返り討ちにされるけど。
グェン:Gwen West (Melanie Walters)- ステイシーの母親。ごく普通の主婦。夫と死別した。得意料理はオムレツで、いつもオムレツをふるまっている。
ブリン:Bryn West (Rob Brydon) - ステイシーの父方の叔父。彼女の家の通り向かいに住んでいる。過去に結婚していたことがあるよう。ステイシーの家に出入りし、何かと彼女らの面倒を見ている。基本的にまじめな性格で常識人のようであるが、ジョークが好き。しかし彼のジョークはあまり面白くなく、場がしらけることがしばしば。自身は物わかりのいいユーモアのある叔父さんと思っているようだが、空回りしてる感じが見どころ。甥のジェイソンとの釣り旅行に行って、何かの事件があったらしいが語らない。この事件がきっかけで甥のジェイソンと近づくのを避けている。ただし事件をネッサの彼氏デビッドに話してしまっていたのを悔やんでいる。たぶんゲイ。また新しいもの好きみたいだが、ちょっと時代遅れ。可笑しいキャラクターの一人。
ジェイソン:Jason West (Robert Wilfort) - ステイシーの兄。ゲイで、現在はスペイン居住。温厚な常識人のよう。叔父との釣り旅行の事件で何かあったよう。人間的には穏やかで、良識ある紳士。
ドーン:Dawn Sutcliffe (Julia Davis) - パムの友人。ピートの妻。夫と常に口論している。性的欲求不満のよう。夫婦関係に黒人に参加させようとしたことあり。夫と喧嘩をしたと思えば仲が良かったり、よくわからない。気が強いみたい。
ピート:Pete Sutcliffe (Adrian Scarborough)- ドーンの夫。陰気な感じの男で妻に罵られてることが多い。気が効かないというか、少し鈍い男。常に夫婦喧嘩しているが、夫婦仲は非常にいいよう。息子と娘がいる。痴呆症の母親と同居している。
ルーディ:Ruth Smith (Sheridan Smith) - スミッシーの妹。ぽっちゃりしてる。いつも兄妹で取っ組み合いの喧嘩をしているが、兄妹仲はとてもよい。自分のニックネームはルーディだが、何故か、兄の友人たちに同じスミッシーと呼ばれたがって兄を怒らせる。ちょっと子どもっぽいところもある。とても陽気であるが、気が強いところもある。あまり出てこないが、自分の好きなキャラクター。
<感想>
見るまでは半信半疑だったが、けっこう笑える。気に入った。
もっと英語力があって、イングランドとウェールズの文化・習慣の相違がわかればもっと愉快なんでしょうけど、とりあえず十分笑える。
可笑しなキャラクターは、スミッシー、ネッサ、ブリン、パムあたりでしょうが、自分のお気に入りはパム。彼女に一般人の滑稽さがつまっているように思う。
ギャビンが彼女を自宅に連れ込むと、自分の下着が見られなくて良かっただの、彼女が来たからと自宅を懸命に掃除してたり、見栄えのいい朝食を用意するために朝5時にテスコに買い物にいったり。ステイシーの家族が彼らの家で食事をするからと準備をしていると、突然ベジタリアンだったらと思い当たりバタバタしたり。あと、炭水化物抜きのダイエットしてるからと、ジャガイモと豆の代わりにそれぞれステーキをつけて三枚のステーキ食べようとしてたり、とにかく笑える。見た目のいかにもな感じなのがいい。小市民そのもので愉快。
ブリンの人の良い田舎者のキャラもいい。
出番じゃ少ないけど、ルディーが元気ものでいい。兄や知り合いと怒鳴ってたりするけど、元の性格はよさそうで憎めないキャラクター。兄思いだし。
ネッサのキャラ設定は一番変ってるけど冗談や行動ではあまり面白くない。
見始めたら面白くて一気に見た。
3シリーズでたった20エピソードなので、ストーリーの展開が非常に早い。日本のドラマのようにグズグズしてることはない。出会って、次のエピソードでもう結婚とか。ストーリー展開が早いので、飽きないというか無駄なシーンがないので、退屈することはないけど、逆に言うと、折角個々のキャラクターが描きだされて性格を理解したと思ったら、終わり。あっけない。むしろこれからそれぞれのキャラのエピソードが出来そうなものなのに。結局、ブリンのフィッシング事件もよくわからないままだし、彼のゲイっぽいことはわかったけど、それ以上はわからない。まだどのキャラクターもミステリアスなままで、スミッシーの家族も何か問題ありそうだし、ジェイソンもよくわかんないし、ネッサも母親とか。ステイシーの派手な男性関係で昔の彼氏とか出てきても面白かったのに。終わって残念。
お薦めです。同じようなドラマないかなぁ。