チャックとラリーおかしな偽装結婚 - I Now Pronounce You Chuck & Larry (2007)★★★★
アダム・サンドラーの作品は見ることにしてるので見ました。
たのしく見れるコメディです。
<キャスト>
アダム・サンドラー、ケビン・ジェームス、スティーヴ・ブシェミ、ロブ・シュナイダー
<あらすじ>
ラリーはニューヨークの消防署に勤務する消防士で、毎日が危険と隣り合わせ。妻と死別した彼の現在の心配は、もし自分が死んでしまったら残された子供たちに年金保険を残してやれるかどうか。年金保険事務所に受取人を子供たちに変更しようとしたが、時間がかかるといわれ、手っとり早いのは再婚することだと言われる。再婚と言われても、ラリーは死別した妻を忘れられない。そんな時ラリーの目が
同性愛カップルのDomestic Partner制度の新聞記事にとまる。夜中にも関わらず、親友のチャックにゲイのカップルになってくれと頼み込み。女好きのチャックはいったん断るが、親友でもあり命の恩人であるラリーの頼みを渋々受け入れて同性結婚し、年金保険問題は解決したかに見えた。
しかしながら、DomesticPartner制度を悪用した年金保険受取が多発したことから、ゲイのカップルの場合、調査が行われるのだった。調査の対象となったチャックとラリーであるが、早くも二人がゲイであることに疑いの目が向けられる。そこで二人はゲイカップルとして、さまざまな偽装を重ねていく。
偽装のためにカナダで結婚式を挙げたり、ゲイのパーティーに参加したりいるうちに、二人もゲイカップルとして差別の対象になったりする。偽装結婚をした二人であったが、同居するうちに、ゲイとしてではないが、本当に相手を理解しあう二人になっていく。最後の最後で偽装はバレてしまい、拘束されるが、ゲイ文化の理解を深める存在として認められ赦される。
<感想>
アダム・サンドラーの出演作はお気楽に見られるのがいいですね。自分は映画を見て深刻になりたくないので、こんなコメディは大好きです。退屈せずに見られてたのしい。暇つぶしにもってこい。
ロブ・シュナイダーはカナダ結婚式場の日系司祭を怪しく演じてるます。lとrの発音が区別出来ないとか、すぐに「はい!」とお辞儀してしまうとか。日本人をおちょくってるので気持ちよくありませんが、まぁ許せるレベルです。あと、ゲイのパーティでの、バタフライを見につけた人やバニー・ガールを身につけた人も可笑しい。スティーヴ・ブシェミの意地悪な調査員もおもしろいです。
ラリーの娘のトリーが、チャックのダッチワイフを見て「私の?」とお目めクリクリさせてる表情がとても可愛かった。
最悪の映画賞ラズベリー賞にノミネートされたのですが、そんなに悪いとは思いません。そりゃアカデミー賞映画みたいな感動はないですけど、つまらんアカデミー賞ノミネート作よりよほどまし。
見て損はしないです。コメディ好きなら見てください。