ホリディ - The Holiday (2006) ★★★★★
ジャック・ブラック好きなので見てみました。いつものバカっぷりを期待して。
二組のイギリス人とアメリカ人の恋愛模様
<キャスト>
ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラック、ジュード・ロウ、キャメロン・ディアス
<あらすじ>
クリスマスに近づいた時期に、イギリスの出版会社で働く女性(アイリス)が、思いを寄せる同僚男性が同僚女性と婚約をすることを知り落ち込む。その時アメリカでは、映画の宣伝ムービー製作会社を経営する女性(アマンダ)が、恋人の浮気が原因で別れることになった。この二人の女性は失恋から立ち直るためにクリスマス休暇を取ろうとインターネットで検索すると、一時的にお互いの家を交換して休暇を楽しむというホームエクスチャンジのサイトで知り合い、翌日に交換することになった。
アイリスが着いたのは、ハリウッドの豪華な邸宅。もちろんプールもついている。アイリスは大喜びではしゃぎます。一人旅の寂しい旅でしたが、ひょんなことから昔ハリウッドのライターと知り合い、また映画音楽の作曲家(マイルス)と知り合いになります。マイルスにはマギーという彼女がいましたが、マギーが他の男性といるところに遭遇してしまい、マイルスは落ち込みますが、アイリスが「なぜ自分がアメリカで一人で休暇を過ごしているか」など自分の惨めな失恋を語り、慰めてあげます。マギーはマイルスと復縁したいと赦しを乞いますが、休暇を終えてイギリスに帰るアイリスに求愛して、アイリスと一緒にイギリスに来るというハッピーエンド。
一方、アマンダがたどり着いたのはブロック作りのイギリスらしい簡素だけど可愛らしい一軒家。
一人旅の無聊から、着いた日にもう別の場所に行こうと飛行機のチケット予約してしまいます。荷造りも終えてのんびりしていると、アイリスの兄弟(グラハム)が小用を足そうと家に訪問してきます。一目ぼれか、二人とも恋愛に飢えていたのか、そのままベットイン。結局、アマンダは別の地に行かずに、グラハムとデートすることにしました。グラハムは妻と離婚しており、二人の幼い娘を抱えて、恋愛が出来ないと悩んでいたのでしたが、アマンダとハッピーエンドになるのでした。
<感想>
アイリスの失恋から始まり、それを引きずっていくので物悲しいですが、ハッピーエンドなのでよかった、よかった。
ジャック・ブラックのぶっ飛んだ演技を期待して、そんなコメディを期待していたのに普通のロマンチックコメディ。でも、とても感じのよい映画で何度も繰り返しみてる映画です。
というか、ロマンチック・コメディなので、ジャック・ブラックは邪魔でしたね(ファンですが)。
ケイト・ウィンスレットの演じるアイリスが気配りの出来る、細やかな素敵な女性で、いい感じの雰囲気なのに、ジャック・ブラックは場違いな感じがしました。
ほんとにアイリスに惚れちゃいます。優しいし、きれいだし、忍耐強いし。
この映画は二組のカップルのストーリーが同時進行していくのですが、最近はジュード・ロウとキャメロン・ディアスのストーリーを飛ばしてみてます。興味ないので。
お勧めの映画ですよ。