目の前にいる大切な人 | エマ44歳→45歳★超高齢不妊治療からの初めての育児日記★

エマ44歳→45歳★超高齢不妊治療からの初めての育児日記★

約3年前から高度不妊治療を開始し、初回の採卵で妊娠するも6wで流産。そこから2年間音沙汰なしの日々が続き、昨年4月の採卵、5月の移植にて妊娠、今年2月に待望の第一子が誕生しました。
現在は老体にムチ打って育児に奮闘中!

もう少しで終わりというところまで書いてたのに、何故かすべて飛んでしまってやる気をなくして2日も放置してましたチーン

ふぅ。


前日に流産が確定した日のことです。

仕事にも行って、気持ちも比較的落ち着いてました。

トイレにいって何の気なしに拭いた紙を見ると、薄くはあるものの確かに血が付きました。

ホルモン補充を完全に止めたのは前日の夜。

「いくらなんでも早くね?」

なんて夫とも話してたそんな日の夜のこと。


出血が始まる前にジムに行こうと思ってたのですが、昼間のこともあるし確認しようとしたところ、結構な大きさの茶色い塊が転がり出てきました。


え?!なに?ポーン


多分膣剤のカスがまとまったものだと思うのですが、どこにこんなに(実際にはおおきめふたつと小さめひとつ)ってくらい。

ジムのお風呂でこんなもの転がり出たら大変だと、トイレで軽くゴシゴシしていると今度は血が付くように…。

こりゃあかんと、ジムは断念して家でゆっくりすることにしました。


夜も更けたので、そろそろ寝ようとシャワーを浴びていたら、視界の片隅を小さな血の塊が通りすぎました。

慌てて拾い上げましたが、果たしてこれが胎嚢なのか、私にはわかりませんでした。

大きさはちょうど確認できた胎嚢と同じくらい。
でも胎嚢って白っぽいんですよね?

わからないながらも、どうしてもそのまま流してしまうのは気が引けて、浴槽の縁に置いておき、お風呂を出るときに夫を呼んで見せました。

夫は私以上にわからないという顔をしてましたが、途中から言葉を発しなくなり、なんだか目も虚ろに。

最初は血を見てて気持ち悪くなったのかと思ったんですが、どうも様子がおかしい。


体を支えつつその場に座るように言っても反応なし!

手には胎嚢かもしれない子を持っていてしっかり支えられなかったので、ごめんねごめんねぐすんと言いながらお風呂に流しました。

その後夫の体を支え、寝室に連れていきベッドに横にさせました。
明るいところで見ると、顔面蒼白ガーン
汗もすごくて、そのまましばらく横にさせてました。


どうやら貧血を起こした模様。
病院に行った方がいいのではないかと思いましたが、その後は至って普通に生活してるので、とりあえず様子見ハムスター

しかし、救急車呼ばなきゃいけない事態かとほんと焦りましたアセアセ

と同時に、あ、この人に何かあってはいけない!と思い、少し気持ちが切り替えられました。

と言ってもまだ不安定だったようで、この後もいろいろあるのですが滝汗


子供のことはとても大事なことですが、
夫と私の心身ともに健康であることが
あってのことなので、まずは目の前にいる
この人を大切にしようと思った出来事でした。