私が会社を立ち上げたばかりの頃は
前勤務先からお仕事を貰っていて
それも十分すぎる金額で
毎日忙しくて何ヶ月も休みがなかったくらい
馬車馬のように働いていました。
前勤務先社長からは、私が会社を辞める時に
「いつでも戻って来ていいぞ」
とまで言って頂いていたので
仕事もずっと続くもんだと思っていた。
けど、ある時案件終了と同時に
全く仕事がこなくなっちゃって。
まさに青天の霹靂。
理由も分かるはずもなく
今は頼む案件が無いんだろう
なんて呑気な事を考えてたけど
何ヶ月も経った頃に
もうそういう事なんだなって悟った。
それから自分一人で
アポ無し飛び込み営業しまくって
今はお陰様でご縁が繋がったお客様から
お仕事を頂いております
でも今となってはその経験って
自分にとっては宝だなって。
いつでも戻ってきていいよ、なんて言われてたんで
安心してたんですよね。
というか甘えてたのかな
このまま仕事は順調!大丈夫〜余裕〜って。
でもどん底に落ちた事で「気づき」があったのです。
"当たり前が当たり前じゃない"
今いる環境ってどれだけ恵まれてるのか
周りにいてくれる仲間たち
恋人、家族、友達
自分一人で生きてるなんて、それは驕りで。
色んな人に支えて貰いながら仕事だって出来てる
米だって農家さんが作ってくれなかったら
食べられないわけで。
巡り巡って皆んなが誰かの役に立っている
ああ、なんて有り難いんだろうって
心から思ったんですよね。
仕事も私に頼んでくれてなんて有り難いんだろうって
私に会いに来てくれて
あなたの時間を使ってくれて
なんて有り難いんだろう
"当たり前が当たり前じゃない"
こういう考え方ができるようになったのは
挫折があったから。
挫折は成功のもと
今では良い経験したと思ってます
いくら今 苦しくてもツラくても
人生に無駄なことはひとつもありません
絶対に未来はよくなるから。