7月になりましたね。

7月は夫の新盆があり

夫の誕生日もやってきます。


生きていてくれたら62歳。

まだまだ早いよ。

早すぎるよ…

今年も2人でお祝いしたかったね。


まさかあなたの新盆になるなんて

人生にはまさかって

本当にあるんだね。

私達はこのまま平穏に年老いて

2人で支え合って生きて行くって

漠然と信じていたけど、夢だった。

ある日突然、打ち上げ花火みたいに

パーンと散って消えてしまったね。


新聞やニュースの訃報に接した時に

真っ先に年齢を見てしまうようになって

しまった私。

人と比べては安堵したり羨んだりしてしまう。

暗くて黒い気持ちがずっと心の底にある。

大切な人を喪う悲しみを知っているのにショボーン

だめだなぁ…


表面上は前より取り繕える様になったけど。

上手くは笑えなくても

無理矢理口角上げたりして。


でも、心の中はやさぐれているえーん

草一本も生えてない薄暗い荒れ地に

猫を抱えてぽつんとひとり。


このまま耐えて歩いていけば

いつかは小さい野花が咲いてる

暖かい場所にね

行けるのかなぁ…

辿りつきたいなぁ。

いつかは。