自動車の自己診断機能 OBD2を試す | パパネコのスポーツカーは楽し!

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車歴は26歳からの45年間で20台目。オートバイは引退。
自転車は1993年購入のビアンキ。乗馬もたまに。パラグライダーも経験。
乗物は全てがスポーツだ!
sportの語源「disport(気晴らし) = dis(離す)+ port(運ぶ)」
気持ちを別の所に運び去る、気持ちを解放する。

車にはOBD2というコネクター(またはカプラー)が付いていて、
そこから信号を取って故障箇所を特定できる「自己診断機能」装置があるらしい。

そう言えば・・・ 以前に乗っていたメルセデス・ベンツE320は時々メーターパネルに「警告!」が出るようになって、サービスに持ち込むと「コンピューターでデータを読み取ったら、・・・が悪いようでした。」などと言っていたが、あの信号を読み取るためのコネクターなのか・・・

しかも、巷には、その信号を読み取るための器具がELM327というような名称で売っている。
しかも、安い!
私はアマゾンでなるべく安いものを選定し、購入してみた。

ELM327 OBD2 Bluetooth for Android & PC by Eurostyle
というもので、PURE-ジャパンがアマゾンで売り出している商品。
送料込み¥780円というものであった。

ELM327本体Eurostyle製

これをOBD2端子に繋ぐ。
OBD2とはOn Board Diagnosis second generation 車載診断機能第2世代

このOBD2は1996年より米国販売車に設置が義務づけられていた。
ちなみに日本の国土交通省は2006年になってやっと、2008年10月からの登録車両に義務づけたので、遅い。
しかし、ホンダ、マツダは1996年から付けていた。他メーカーは主に2008年かららしい。

Wikipediaの「自動車の自己診断機能」を参照(クリックすると別窓で開きます。)

私の現在のホンダ・アコードワゴンは1999年製なので当然付いている。

OBD2コネクターの位置ダッシュボード下、カーペットに隠れている。
(コネクター位置は車種によって、いろいろ違いがあります。)

コネクターを出したところありました。

ELM327を装着ELM327を装着したところ。

それから、スマホ(Y!mobile DIGNO Android)にTorqueというobd2アプリをダウンロードしておく。(無料版有り、有料版で¥425円)。

torqueアプリ

Bluetoothで繋ぐために、ペアリングをする。
この時に、最初スマホ側でBluetoothをONにすると、ペアリングをするのを接合解除しておいて、TORUQUE側でペアリングするとうまくつながるというブログがあったので、そちらを採用してみる。(ここまで来るのに、何度も試行錯誤して、どうしても繋がらなかったのです。)

参照したブログは、「アンビンバンコな4ストミニ」というものです。(クリックすると、別窓で開きます。)


ペアリング

PINコードは1234でよい。

各種メーター
TORQUEのメーター類が動かない。

ECU信号が来ない!
接続状況では、ECUの信号が来ていない、マークですね。

レーベル
横にKonnwei 2015製造年月のラベルが貼ってありますが、月表示の所にチェックがなされていません。

これは、ELM327の正規品ではなく、クローンなのかも知れません。

最近ではまがい物、劣悪コピー品、クローン製品が市場にあふれているようで、
こまりますね。

安物買いの何とやらで、注意が肝要。
その注意を喚起しているサイトから、少し引用しておきます。

「ご注意ください」のサイト:OBD Driver   OBDやELM327とは?
(クリックすると、別窓で開きます。)

ELM327 elm electronics クローンが出回っているので注意

(引用)
近年、非常に低価格で市場に出回っている ELM327 OBD2 アダプターの中には、明らかにクローン品と思われる製品が存在しております。 クローン品とは、elm electronics 社が開発した ELM327 を、何らかの方法で模造(まるごとコピーや技術を真似して製造)した製品を言います。


クローン品には、正規品と見分けがつかない良く出来た製品もありますが、そうでない製品も存在します。中には ELM327 の正規品で動作するコマンドが、全く動作しないクローン品が存在します。


弊社アプリは ELM327 正規品の仕様書を基にアプリケーションを設計しております。よって ELM327 のコマンドが動作しないと、アプリの動作が保証できません。

車両と通信する方式(プロトコル)によっては、本当は OBD Driver アプリが動作するのに、クローン品がコマンドを受け付けてくれないためにアプリが動かない、という不具合も十分考えられます。


弊社は、市場に出回るクローン品でも OBD Driver アプリが安定して動作するよう、日々改良を続けておりますが全てのクローン品の対策ができるわけではございません。何卒ご理解の程、お願い申し上げます。


なお、OBD Driver アプリには、クローン品を見分ける方法を入れてあります。アプリ起動後、オープニング画面で紫バーが動作し始めた時、画面に「AT*** コマンドが使えません」と表示された場合は、お使いのアダプターの ELM327 はクローン品の可能性が極めて高いです。(理由:表示されたコマンドは正規品では使えるコマンドであるため)


そのようなときは、アプリが使えない、と思う前に、アダプターを別の種類の製品と交換してみて下さい。



ELM327 を開発した elm electronics 社の著作や利益を守るためにも、ELM327 の正規品をご使用になることを切に願います。 


(引用終り)


★私の買ったこのELM327も、上記のソフトで見たら、「AT KW0コマンドが使えません」と出たのです。
・・・つまり、安いだけあって、クローン品(偽物)であった可能性が高い。・・・



さて、もし、うまくECUの信号が取れれば、次のようなデータコードが見られるようです。
これはコード表で故障の位置、種類が特定できるものです。



さて、次にどうするか、思案中です。(別製品をまた購入して試すのか?)

続きは進展があったらまた、書きましょう。

それでは、今日はこの辺で。