南部桐下駄♪ | 噺処『きらく屋』

噺処『きらく屋』

‘KOHARU日和’な日常を書き綴ってゆきます♪
 喜楽に!気楽に!おつきあいいただけたら嬉しいです〜♪

マルエイの岩手物産展に行ってまいりましたぞ。


美味しいものいっぱい買ったけど

一番、満足な買い物はコレ!


関口履物店さんの手作り下駄。


寒いところで育つ南部桐は

育つのに時間がかかるそうです。


時間をかけて大きくなった木・・・

=年輪が細かい

=丈夫で木目がキレイ。


つまり、上質な木ということです星


一足、一足

我が子のように愛情を込めて取り扱うご主人。

噺処『きらく屋』


説明も細やかで丁寧で

いろいろ下駄について教えてくださいました。

下駄に込めた想い・・・

ほっこり優しい想いが込められています。

勉強になりましたし

とても暖かい気持ちになりました。


昨年の夏、

毎日下駄を履いて過ごした太郎。

ワンシーズンで2足履き潰した男です。

(1足は下駄がペラペラになって割れた)


というわけで

ばあちゃんが太郎に1足買ってくれましたチョキ


鼻緒は私の趣味でチョイス。


噺処『きらく屋』


大切に履きますね~!

(ちゃんと毎日左右を入れ替えてねべーっだ!


ちなみに

私も1足購入。

噺を聞いていると・・・・

この方の作った下駄なら

履いていたら優しい気持ちになれそうでラブラブ

私は焼き加工がほどこされた黒い下駄。

この‘焼き’と‘磨き’にも

愛情を込めて作業されるそうですよラブラブ!

買われた方に可愛がってもらえよ・・

という感じで製作し、送り出しているような

言葉の端々でそう思いました。


ちなみに

私の鼻緒はレトロな椿柄にしました。ニコニコ


南部下駄は

さすが上質の桐なので

まず‘超軽量’。

そしてなにより‘音’が違う。

着物とセットになっていた下駄の音とは

本当に全然違う。

カランカランと軽快な音。

なんとも心地いい。


でも、近年は

中国産の桐が主流になり

(早く育つため、安いので)

国産の桐自体がなくなっているらしい。


あと十年

ボクの仕事が保てるか・・・と

寂しそうにおっしゃっていた。


日本の繊細な自然の恵み・・・

カムバァーック!!

・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。