東京国立博物館6月本館浮世絵コーナー | パパリン日記 2

パパリン日記 2

美術館、旅行、お城、B級グルメ,映画などのブログ
パパリン日記は忍者ブログからヤフーブログからアメブロへ流れている。

今月の特徴は菖蒲、薔薇、牡丹などを描いた花鳥版画。蛍狩り、若い男女の初夏の風俗や雨の情景を描いた作品、夏の訪れを感じさせる作品など。

 

歌川広重の花菖蒲に白鷺

広重は、歌川豊広の弟子。役者絵や美人画を描く一方、名所風景画で知られています。

 

歌川広重の朝顔に鶏

鶏と朝顔、番傘が、画面の右上から左下へすっきりと配置され、絶妙な構図で描かれています。一見,漢詩のように見える賛には、万葉仮名で「鳴けばこそ別れをおしめ鶏の音が聞こえぬ暁もながな、と記されています。鶏の鳴く明けの方に別れを惜しむ内容の和歌です。

 

歌川広重の黄蜀葵に瑠璃鳥

歌川広亥重の菖蒲にかわせみ。翡翠