東京国立博物館本館4月浮世絵コーナー 4月16日から5月12日 書画の展開より | パパリン日記 2

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今月の展示は端午の節句に合わせ、川中島合戦、源平合戦の義経活躍を描いた作品などの役者絵や,藤,燕子花などの花を描いた作品を展示しています。

 

鶏図

 

 

蝦蟇図 方林十江

蝦蟇が片足たちで庁にとびかかろうとする、水戸の奇才、十江の奔放な造形を楽しめる逸品。蝦蟇は濃淡墨と淡彩で質感をあらわし,蝶は極細線で優雅に描く、実は周到な描写、画中の文字。〈草巷販夫〉は十江の別号。

 

鷲図 大国士豊

遠くを見つめる孤高の鷲、羽の丹念な描写や鋼鉄のような鋭い足爪の描写が巧み,墨の濃淡で率体感を表した、無輪郭の岩、うねる波の装飾てきな描法は応挙の画にきわめて近いです。士豊は、伊勢出信の丸山派の画家ですが詳細は不明です。