Q

塾・家庭教師・私立大学行ける家に生まれての低収入は、自業自得ですか?
私は、中1から高3まで週2回の家庭教師がついていて、それとは別に集団塾も行ってました。
でもやる気がなかったので、塾には基本友だちにかわりに出席してもらい、宿題は一切やらない、テストも一切受けませんでした。
塾は結局途中でやめましたが、家庭教師は優しくて、何しても怒らない人だったので、目の前で寝たりゲームしたりしてました。
その結果、高校は5教科100点台で入れる高校・大学も定員割れしてるFラン大学に行きました。
就職はしましたが、サービス残業あたりまえのブラック企業で、初任給も低いです。
今の彼氏とは、結婚前提なのですが、彼は有名大学卒で初任給も高いです。
彼に、「結婚したら妊娠するまでは生活費折半」と言われびっくりしてます。
いや、初任給も全然違うし、昇格みこみの彼と違って、何の資格もない私は、数年後どんどん給料の差が開くはずなんですけど!
それを彼に言ったら、「塾・家庭教師・私立大学出せる家に育ってそれは自業自得」と言われました。
確かに彼は塾なし有名国立大学ですが、それって何の自慢にもならないと思います。
彼と私、どっちが正しいですか?
私は自業自得ですか?

 

A

「塾・家庭教師・私立大学出せる家に育ってそれは自業自得」
という問題と、
「結婚したら妊娠するまでは生活費折半」
とは別の問題です
「塾・家庭教師・私立大学出せる家に育ってそれは自業自得」
が真であろうとも、
「結婚したら妊娠するまでは生活費折半」
に、それはまるで関係がありません
二人で共同生活すれば、家事労働が生じます
家事労働は、支出と違って、きれいに折半できません
それに何も触れずに、生活費の事だけを決めようとしているパートナーは、人として信用できますか
あなたが問題とすべきはそちらでしょう
私が思うには、あなたの彼氏は性差別者です
「結婚したら男が新家庭を支配する」と考えていなければ、「結婚したら妊娠するまでは生活費折半」などと乱暴な事は言いません
そう思いませんか
あなたが問題になさらなければならないのはそちらです
あなたがお問いになるべきは「塾・家庭教師・私立大学出せる家に育ってそれは自業自得」が正しいかどうかではありません
「結婚前提のパートナーに一方的に結婚後のルールを宣言する立場に自分がいると考えているらしいこの性差別者の相手と結婚しようとしている私は正しいか」があなたのなさるべき正しい問いです
情報が不足していますのでそれには回答はできません
しかし私は、収入が低くても性差別者でない人をパートナーに選んだ方がおそらくあなたが幸福になる確率は高いだろうと思います