Q

韓国人彼氏との結婚を両親に反対されています。
友達の紹介で結婚を前提にお付き合いし1年目になります。30歳手前の同い年の韓国人です。彼は日本に来て6年目で日本が好きで独学で日本語もペラペラ、韓国人ということを忘れるくらい話も上手です。性格も穏やかで優しく、尊敬できるところがたくさんあります。
私との結婚をする時期も決めてくれていて、私もこの人ならこの先も一緒にいて大丈夫だと相手の両親、家族、また日本に居続けるかなど大事なところは何度か話し合ったうえで一緒にいたいと思っています。
そのため、私の両親にも結婚前提にお付き合いをしていることを
事前に伝えておこうと思い、伝えたところ猛反対を受けました。
父親は小さいころから亭主関白で、手は出しませんが私が長女であることもあり父のいうことは絶対、夜中でも怒鳴る、精神的にきつい言葉を使うなど、私自身が父と会話をすることがストレスになり避けて目も合わせなくなりました。
母は普段は優しく寄り添ってくれて仲はいいのですが、父が怒鳴ると黙っているのが印象にあります。母も怒鳴りだす父を対処することが面倒くさいと感じているのだと思います。
KPOPアイドルも好きな母で、今まで付き合ってきた日本人の彼氏の話もよくしていたため普段通り彼のことを話しました。話をきいた母は、父がどう思うか、、と困惑状態で、最初にまずは話あおう、後々のことを考えたら先にお父さんと話すべきよとこの先のことを前向きになれるように考えてくれているのかなと思っていました。
何度か両親と私で話会いましたが、父も母も回数を重ねるごとに韓国人に対して差別的用語を使うようになりました。
韓国人と付き合うことで親戚や家族にも影響が出る、韓国にいってDVを受ける、生まれてくる子供がいじめられるしかわいそう、ろくな仕事に就けない、あなたを守るために言っている、いつか認めてもらえるとかそんなこと思ってないよね?など。。。
ここに書くことも自分の両親に対して失望し、自分の親がここまでいうのが信じられないのとショックでたまらないです。
※韓国の方、特にその対象となっている彼も含め気分を害させてしまった方、本当に申し訳ございません。
また、彼の親にも自分たちが反対していることを伝えろ、伝えることでこれからも付き合っていくことを良いと思う親はいない、それはまともな親じゃない、自分たちが死んだら好きにしてもかまわないが生きているうちは恨まれてもいい結婚だけは譲れない、友達のままでいてほしかったと言われました。
自分も彼が本当にこのまま私とお付き合いを続けて大丈夫なのか、
私の両親に会ったときに、出迎えてもらえるのかを気にしていました。
彼には将来のことも考えて隠すよりも今の現状と事実を伝えました。
彼は私の両親に対して、韓国は差別が多いと言っているがご両親が僕に言っているそれは差別ではないのか?と、ただただとても悲しいと泣いて本当に一緒にこのままいれるのか、私が辛くないのかと、話し合いをしました。
そして、私の両親からの要望も、自分の両親にうまく思われていないことは伝えるがそれ以外の差別用語は両親がそれを知っても何も生まれない、悲しむだけなら伝えない、私の両親は娘を守るいい両親のままで映ってほしいからと言っていました。
彼との話あいで両親に認める気すらもないならいっそ自分たちの人生でもあるので、最終的に駆け落ちする話もでていました。
でも、私の中でこんな両親でも、日本が好きで優しい彼を少しでも受け入れてもらえるようにできることはやっぱりないのか考えてしまいます。
彼は何があっても私の意見を尊重するからもし希望が少しでもあるなら自分にできることを始めるよと、まずは私の両親よりに認めてもらえるようないい仕事先への転職活動を始めています。そしていつでもご両親に会う準備はできているよ、私の親がもし僕を受け入れてくれるなら今まで言われてきたことも気にしないし、なかったように振る舞うといってくれています。
そんな中、最近彼の話題が出たときに、両親にまだ別れてないの?別れろってわからないのか、相手の子のせいで自分の子が苦しい思いをしてかわいそうだから相手の子から別れるように伝えろと、母から言われました。※隣に父もいました
同時期に私の妹が結婚して祝福されているのに、彼は腫物扱いです。
正直難しい現状なのは承知です。彼の人柄がどんなによくても田舎育ちの日本人の考えは国籍が大きいのもうんと聞かされました。
それでも彼とこの先もいれるようにどうしたらよいかご意見いただきたいです。

 

A

60代男性です
あなたのお悩みは、結婚問題である以前に差別問題です
差別者が実の両親であり、問題があなたの結婚であるということです
学校の時に人権教育を受けてみえたと思いますし、社会人でもOJT等で企業コンプライアンスに関する研修で教育を受けて来たかと思います
私は50歳まで公立校教員でしたので、研修も受け自分でも学び教えてもきました
差別の本質は、多数派の差別する側にいる人をも傷つけ不幸にするところです
それが、今あなたが直面なさっている結婚問題です
ご質問文はたいへんわかりやすく、あなたの聡明さが伺えます
その聡明さが差別問題になるとまるで影を潜めているように見えます
差別者と人は幸福な共存は決してできません
血縁があろうとなかろうと関係はありません
あなたは実のご両親のお気持ちや関係をご心配のようですが、それらはご両親の問題であり、彼等ご自身が解決すべき問題です
あなたの彼氏の対応は非の打ちどころがありません
あなたは迷わず彼と人生を共にすべきです

 

大切な事を書き忘れていましたので補足します
彼氏と結婚するかどうかはあなたの選択です
人は自分の人生を自分で決定する権利を持ちます
自己決定権は自由権の一部であり、基本的人権の中核です
あなたが彼氏と結婚しようとしまいと、あなたのご両親が差別者であることに変わりはありません
あなたがその事実と正面から向き合い、正しく批判し切らない限り、今後、あなたに幸福はあり得ませんし、あなたが周囲の人を幸福にする事も出来ないと私は思います
差別者は、差別に一生怯えて生きていく存在だからです

 

Q補足

沢山の方にご意見をいただき全て拝見いたしました。賛成も反対もどちらもしっかり届いております。難しい問題だと1人で悩んでいましたが世間的にも難しいことなんだと改めて感じました。一緒に考えてくださりありがとうございます。ご意見を通し補足をさせていただきます。
両親との話し合いの際に、私の両親からは憎まれる前提で話すと事前に伝えてくれた上で話をしてくれました。でてくる言葉に対して様々な感情がありますが、私を想ってくれた上でと、大切に育ててきてくれたことはとても伝わりました。そのため両親が全部悪い!と思い切れない気持ちがあります。気持ちも伝わっているからこそ、彼には自分の親の熱意に負けず気持ちを知って私とのことを考えて欲しい(差別もとれるため厳しいことだと思いますが、、)し、両親には彼の良さも伝えて知って欲しいしとどちらも苦しませてしまっています。
また彼を両親に会わせそうとしましたが会っても気持ちが変わることは無いため会わないと断られました。それでも会わせる!のがいいのかもしれませんが、彼の転職先が決まって身の回りが安定してから再度話そうと思っています。
ご意見いただけますと幸いです。


返信A

補足を読みましたが、「あなたは迷わず彼と人生を共にすべきです」を「あなたはご自分で自身の人生を決定すべきです」の訂正する程度です

他には付け加えることも削除することもありません

会わせようと話そうと、ご両親は変わらない、無駄だと思います

ご両親にとって問題は「彼の良さ」などではありません

一般に、いくら言葉をやり取りしても、それだけでは価値観の対立を解決することはできません

人は何かを体験する事ではじめて価値観を修正したりできます

ご両親は、あなたという娘との関係が実際に変わることでしか、ご自身たちの差別の意味に気付くことはないと思います