魯迅「故郷」 なぜ5歳の娘に船の番をさせていたか | 古典も現代文も本当は面白いはずなのに

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Q

魯迅が書いた故郷について質問です。
なぜ5歳になる女の子に船の番をさせていたのですか?

 

A

そこは、「なぜ」と考えるところではありません
【閏土は朝から来ていた。水生は連れずに、五歳になる女の子に船の番をさせていた。】
【「五歳になる女の子に船の番をさせていた」から読み取れる/読み取るべきことは何か】が、正しい問いであり、それを考えるのが正しい読解です(そのような設問課題を教師から与えられてのご質問であれば、あなたに責任はありません)

【五歳の娘に船の番をさせなければならないほど(させるのが当たり前になっているほど)閏土(一家)の暮らしは厳しい】ということが、上の記述から読み取るべき事です
設問に合わせての答えは
【五歳の娘に船の番をさせなければならない(/させるのが当たり前になっている)ほど閏土(一家)の暮らしは厳しいから】
という感じでしょう