夏目漱石の東大での講義の実際の分かる資料 | 古典も現代文も本当は面白いはずなのに

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Q

夏目漱石が東大でシェイクスピアを論じた講義は前年とは打って変わって押すな押すなの大盛況だったらしいですが、授業内容が分かる文献はありますか?

 

A

人間漱石
金子健二 著
いちろ社 1948

69ページから104頁あたりまでに「マクベス」「リア王」の講義を実際に聴講した著者の概要メモと感想があります

一連の講義は、夏目金之助の講師二年目、明治36年9月から37年5月にかけてのものです
漱石の作家としてのデビューは明治38年1月ですから、「マクベス」「リア王」の講義は作家デビュー前です