最近素晴らしいチェリスト、ウェン・シン・ヤン氏のビデオに遭遇して、興奮してその情報をメールでチェリストの友人その一のホセに送ったら、
”僕は彼の事を知らなかったけど、テクニックも表現力も申し分無くて、音色も多彩で、すばらしいチェリストだね、”とお返事をしてくれた。
プロのチェリストからみてもそうだったのね、わたしの目(耳)には狂いがなかった、とすこしうれしい気分。
彼はヨーヨーマ氏とくらべても遜色無いと思う。また音楽に対する真摯な誠実さが感じられ、そこがまた好きな所。
ホセが、お礼に、と彼のお勧めのビデオ情報を送ってくれました。みなさんとシェアしようと、上の方に乗っけてあります。
コダーイの書いたチェロの独演奏曲。(無伴奏です。)チェロの魅力が満載で、楽器としての豊かな可能性をあますところなく引き出している。
ぼーと聴いて楽しむより、こんなふうに使うんだ,と勉強しなくては。
チェリストはハンガリー系アメリカ人の”ヤノス・スターカー”(Janos Starker 1924~)
たしかウェン・シン・ヤン氏も習った人の一人。
国際的チェリストともなると師弟関係も狭い世界になるのですね。
この曲は、ホセがマンハッタン音楽院の卒業演奏会のときに弾いた思い出の曲らしい。
シリアスに音楽の道を志すチェロ奏者がだれもは習っておくべきレパートリーになっているようだ。弾くのはむつかしいんだろうな。
美術展とか、映画とか、そろそろオペラなどにお出かけしてはなやかな情報を
アップしたいのですが、いまだに作曲ソフトで地道に打ち込んだり訂正したりの日々です。
作曲の作業は何と地味な事か。ちなみに私が愛用のソフトは”シベリウス”と言います。
米国では作曲ソフトはほぼ二極化していると思う。だいたい、シベリウス(Sibelius)か、そうでなければフィナーリ(Finale)。
<作曲ソフト、シベリウスはこんな感じよっ>
演奏家も練習の日々はじみ地味だけど、ステージでは皆さんを魅了できる。女性演奏家ならば普通ならめったに着れないような、お姫様ドレスを着れますしね。
あたしらはひたすら地味に生きて行くのです。ぐすん。