

通勤の途中にチャイナタウンのカフェで一服したり、午後から始まるレッスンの為にささっとサンドイッチなどを食べたり、空き時間にダッシュできて、おやつ食べたり、となにかとお世話になっているチャイナタウンのベーカリー・カフェ。
チャイナタウンの中にそれはもう、いっぱいあります。どこも常連さんらしい中国の人たちが世間話したり、私らのようなよそ者客が軽食をとったり。
あるベーカリー・カフェがクローズして次に何が出来るのかと思ったら、しばらくして(多分違うオーナーの)またベーカリーカフェがオープン、ということもしょっちゅうです。それだけチャイナタウンに根付いたお店ですね。
他のいろいろなチャイナタウンのビジネスと同じく、価格が安いんですな。
今日はアイスティーと小さなコーヒ―味ロールケーキで、お代は$3.00なり。
(300円弱?)
日本で言う菓子パン類とそっくりなパン類に遭遇できます。
アンパンやメロンパンもあります。(こっちでの名前は違いますが)ショートケーキやチーズケーキなど種類も豊富。
大きさも他のアメリカのパン屋さんでのそれと違って一回り以上小さく、味もどこか日本の昭和のパン屋さんを思わせるものが多いです。
食パンとかも売っていて、それらはどこ行っても(他のアメリカのベーカリーではまず見ないような)日本的ふわふわパンですし。
たいていの所で、セルフサービスで店内で座って食べられます。
以前、武漢出身(メインランド中国)の従妹の奥様に、中国の方って、菓子パンでお茶するのが好きですね。チャイナタウンのベーカリーカフェ、ニューヨークにいっぱいあるんで、わたしも良く行くのですよ。と言った所、”あれは広東系の人たちですから。。。”
わたしらとはまた全然違うのですよ、的なニュアンスで言われてしまった。
知らなかったとはいえ、一緒くたにしてはいけませんね。
マンハッタンのチャイナタウンは主に(例外もあるかもしれないが)広東系で、香港とつながりのある人達が多いです。
言葉も習慣も、いわゆるメインランド中国とはだいぶ違う。ということは、マンハッタン下町のそれは、正しくは、チャイナタウンと言うよりリトルホンコン?!
ご家族が香港系の生徒がいて、二週間、夏休みを利用して親戚の方達がいる香港に行ってきました。
”どうだった?” と聞くと、
”なにもかも、ここ(ニューヨーク)よりきれい。”
と言っておりました。やはりオリジナルのほうが勝るのですね。