日本の建築 | ぞうの みみこのブログ

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先日、遅ればせながらMoMA(モマ)という愛称で親しまれているニューヨーク近代美術館が、日本人建築家、谷口吉生氏によって設計されたと知り、うれしくなった私であります。

日本は建築でも優れてるらしいですね、MoMA以外にも、世界のランドマーク的建築物で、日本人によって設計されたものは多いとか。
世界をまたにかけて活躍する日本人建築家は多いようです。

何事もなにもないとこからは、なにも生まれないのであって、これってやはり日本の文化や伝統から来てるのかな、と思ったりします。
世界最古の木造建築は日本の法隆寺ですものね。写真で見た事しかありませんが、千年以上もの時を経た耐久性もすごいが、見た目も美しい。

モマには何度も脚を運んだ事はあるけど、豊かで、それでいて何かきりりとした静かな空間には、日本の由緒ある寺院などに漂うそれと相通ずるものを感じました。

ただ、超個人的で単純な疑問なのですが、これだけ日本人建築家が世界レベルで優秀で、国内にも世界にも、おしゃれで美しい空間を作り出しているのに、なんか日本の普通の町並みとか、普通の人たちが住んでいる家々を俯瞰してみたときに、
今ひとつ洗練されてないというか、そういうアンバランスさを感じてしまいます。これは、都市設計とか、行政の取り組みもあるのでしょうが。

最近のトレンドとして、デザイナーズハウスとかデザイナーズマンションとか、日本でも人気だそうですね。
洗練された外見を住まいにも求めてる人が増えて来てるのですね。そこで建築家もデザイン性のある家を個人向け住宅に設計したりしているらしい。

従来の工務店も、最近はデザインやインテリアに力をいれた店が増えて来ているとか。こういう流れが根付けば、日本の普通の町並みも変わってくるのではないか、としろうとながら思った次第です。