怖いインド料理屋でのこと ① | 育児より大変な仕事は絶対ありませんから。

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こんばんは、山田パパです。


三ヶ月くらい前にさ、

インド料理屋が近所にできたのよ。


店員は全員インド人。


20坪くらいの小さい店なのに

常に店員が5人もいるのね。


なのに店内はいつ見ても

お客ゼロ。B,zもビックリ。


この立地は以前はラーメン屋、

その前もラーメン屋、

その前は焼肉屋だったんだけど、

1年以上もったお店はないのね。


そんなに立地が悪いってわけじゃないんだけど、

なんか、ここで店やると失敗するっていうジンクスのような

お約束みたいなもんが地域民の文化に

なってるのよ、この場所。


しかも今回できたインド料理屋は

店員は5人いて全員ホリの深い怖そうなインド人。

なのに、

客は常に一人もいない。

だから、

ここは日本のインド大使館みたいな。


だもんで、

怖くて入れね~つの。



で、

今日なんだけど、

嫁が会社の友達と

食事に行くことになってたから、

娘のナツミを保育園から迎えに行った後、

どこか2人で食事しようと思ってたのね。


で、

ナツミと食事できそうなところを探してると

このインド料理屋の前を通ったのよ。


そしたらナツミがさ、

インド料理屋の前においてある、

ゾウの神様の木造を見て、


「このゾウさん怖い顔してるねぇ~♪

 何で怒ってんの?

 何で怒ってんの?

 何で怒ってんの?」


と連呼がはじまり、

そのままインド料理屋の前で座り込んで

ガッチガチのフリーズ。


うごきゃしねぇ。


そしたらすごい速さで

こっちに飛んで走ってきました!インド人!


「あ~、

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 …、

 …、

 …、」


こいつずっと、

「おきゃくさま、ふたり、ごあんない」

と言ってやがる。


壊れたCDみてぇ~だね。


でもこれは多分、

店に入らなければ終わんないじゃね。


で、

店の前に貼ってある料理の写真を見ると、

結構、美味しそうなのあるのよ。


「この子の食べれそうなものはありますか?」


「あ~、

 なんでも、おいしい

 みな、おいしい

 だいじょうぶ、だいじょうぶ

 なんでも、おいしい

 みな、おいしい

 だいじょうぶ、だいじょうぶ

 なんでも、おいしい

 みな、おいしい

 だいじょうぶ、だいじょうぶ

 なんでも、おいしい

 みな、おいしい

 だいじょうぶ、だいじょうぶ

 …、

 …、

 …、」


だめだこりゃ。

ハナシになんねぇ~、こいつ。


そしたらさ、


「パパ、

 なっちゃんここでご飯たべたい♪

 ゾウさんのご飯たべたい♪」


「なっちゃん、

 カレーだけどいい?」


「うん きゃー



娘のいうことには

逆らえないね、パパは。


このインド料理屋に入ることにしました。


もちろん、

客は一人もいない。


いるのは強面の

インド人が5人。


大丈夫かね?


「あ~、

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 おきゃくさま、ふたり、ごあんない

 …、

 …、

 …、」



次回に続く。



今日もプチっとでも面白ければ、

ギブ&テイクのワンクリックを今日は、

「チャダ」にぷり~ず。

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