注音かピンインか、繁体字か簡体字か | いろいろあるけど、やっぱり台湾

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下町グルメ、南国フルーツ、親日家の人たち、
繁体字の中国語、連日の雨、中国との微妙な関係…

わかったようで、よくわからない。
だから、やっぱり台湾はおもしろい!

 
 
台湾が好きで、中国語の勉強を始めた方から時々受ける質問。
 
最初の発音練習で使うのは、注音かピンインか?
 
 
難しい問題ですね。
 
台湾華語の先生の中には、「注音で勉強した方が発音が綺麗になる」と言われる方も多いようですが、一長一短のような気もするし。
 
 
アドバイスを求められた時には、次のように答えています。
 
1.もし、台湾人の家族や友達と接する時間が長ければ、まず注音。
理由:台湾では、中国語の先生以外、ほとんどピンインが読めないから。
 
2.そうでなければ、ピンインから。
理由1:新しい文字を覚えるのには、それなりの労力がかかる。
理由2:教材は圧倒的にピンインのものが多い。
 
 
もちろん、これは、「どちらが先か」という話なので、台湾華語を学ぶのであれば、理想は両方できること。次のような「注音⇔ピンイン」の置き換え練習ができる教材もありますので、よろしければご利用ください。

 

 

 
 
 
繁体字か簡体字かという問題もあります。
 
台湾が好きで中国語の勉強を始めた方の中には、時々ピンインや簡体字を毛嫌いする方がいらっしゃいます。
 
私は、それをとてももったいないと思うのです。
 
もちろん、好き嫌いは、しょうがない。中国語を学ぶ目的が、台湾の人と簡単なコミュニケーションをとる、あるいは旅行に行った時に少しやりとりができる、ということならば、「ピンインも簡体字も嫌い」でいいのかもしれません。
 
でも、もう少しちゃんと中国語を勉強したい、
中国語をマスターしたいと、思われるのであれば、教材やネットで検索できる用例の多い「ピンインと簡体字」もできた方が、間違いなく効率がよいのです。
 
 
日本で本格的に中国語教育が始まったのを1980年代とすると、それからすでに30年以上、日本人の中国語の学び方は、主に「ピンインと簡体字」をベースにして研究が続いています。
 
そのノウハウを完全にシャットアウトするのは、もったいないでしょ?
 
 
私自身は、長い間、「ピンインと簡体字」で中国語を学び、最近になって「注音と繁体字」中心に切り替えました。だから、調べものをする時は、目的によって、繁体字と簡体字、両方目を通したりします。
 
 
繁体字も注音も個人的には、大好きです。でも、簡体字もピンインも、使えてよかったと思っています。
 
そして、台湾華語を学ぶ人たちに届きにくい「中国語を学ぶノウハウ」を、少しでもお伝えできたら、とも思うのです。
 
 

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