台湾帰省事情 | いろいろあるけど、やっぱり台湾

いろいろあるけど、やっぱり台湾

下町グルメ、南国フルーツ、親日家の人たち、
繁体字の中国語、連日の雨、中国との微妙な関係…

わかったようで、よくわからない。
だから、やっぱり台湾はおもしろい!



仕事柄、日本から来ていらっしゃる留学生の方とは、いろんなご縁があります。

今日の記事を書いてくれたHさんもそのひとり。

同じ台湾で暮らしていても、立場や世代によって、見える風景や文化が少しずつ違う。

当たり前のことだけど、こうして文章にしてもらうとそれがよく見えて、とってもおもしろいピーナッツ




星・・・星・・・星・・・星・・・星

台湾留学中のHです!

本日は私が記事を書かせていただきます。


私は現在台湾の某大学で留学生として勉強しています。全体的に見て台湾の大学は日本の大学とかなり似ていますが、細かいところを見るとやっぱり日本とは違うなあと思うところも多々。


私が台湾に来て一番驚いたのは大学生の帰省の頻度です。私の周りの台湾人は平均して少なくとも3週間に1回、多い人だと毎週末帰省しているのです!!!実は私も日本では月に一回ほど帰省する「帰省魔」だったのですが(笑)、台湾では少ない方になるんですね。日本にいたころ、しょっちゅう帰省していることでからかわれたこともありましたが、こっちにいると逆に帰省回数が少なくてからかわれそうです…(^_^;)


気になったので日本の大学生の帰省の回数を調べてみました。「1年に何回帰省しますか?」という質問に41パーセントの学生が「帰省をしない」と答えています。これがダントツの一位でした…。次に「3回」が17パーセント、「2回」が14パーセントでした。帰省日数は「3日以内」が26パーセントで一位でした。続いて2位が23パーセントで「1ヶ月以上」だったので短い滞在か長い滞在の2択なんですね。


台湾人学生の帰省回数のデータは見つかりませんでしたが、私のルームメイトは毎週末帰省します。授業があるのが月曜から水曜だけらしいので水曜の夜に帰省し、日曜の午後に帰ってきます。一週間の半分以上を実家で過ごしていることになります。彼女は極端な例かもしれませんが、毎週末帰省する友人を他にも数人知っているのでやはり日本と比べて帰省の回数は多いです。


これも一つの文化の違いですね。要因として国土の広さや交通費、台湾の大学生は基本的にアルバイトをしていないことが挙げられます。(東京から毎週末沖縄や北海道に帰省するのは想像するだけで体力も時間もお金も足りません…。)


個人的に台湾の大学生は帰省しすぎだし、日本の大学生はせめて長期休みに1回は帰省すればいいのに、と思います(笑)



参考ウェブサイト

http://lab.oceanize.co.jp/summer-kisei/