君津市大坂~猪原の古道(市道大坂猪原線) | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】君津市道大坂猪原線
【所在地】君津市大坂/東猪原
【竣工】不明
【延長】不明
【幅員】0.3m~2m(現況)
【訪問日】2017年4月23日

 

 

とある資料で、君津市道大坂猪原線というものをみかけた。途中に3本のトンネルがあるようだが、それに該当しそうな道はこれしかない。ということで、大坂地区からスタート。

 

 

所々にこのような切り通しがある。

 

 

1本目のトンネル、飛掛隧道。前年に訪問した時の模様を既にアップロード済みだったので、この日は軽くスルー。

 

 

この切り通し、ひょっとしたら元トンネルだったのかも?そう推測した事情は下の動画で。

 

 

2本目のトンネル、舞代隧道。ここも同じくさくっと通過。

 

 

これでも、一応現役?の市道(^_^;)

 

 

そして3本目のトンネル。樅木谷(もみきやつ)隧道。これは熱心に撮影した。ちなみに、この時の模様はすでにアップ済み。

 

で、ここまでは復習。

 

     ※     ※     ※

 

 

樅木谷隧道から100メートほど進むと周囲の雰囲気が変わってくる。

 

 

そしてT字の交差点に。この正面を横切る道は、どうやらここまでの道ができる前の道、迅速測図にも載っていることと、後述の理由から、おそらく江戸道ではないかと思われるものである。

 

 

説明は後にして先に進む。

 

 

ダートではあるのだが、先程までの道よりむしろ新しい道のような雰囲気だ。

 

 

山奥のようにも見えるが、この右奥1200メートルほどのところにゴルフ場があったりする(^_^;)

 

 

タイヤ痕がかなり残っている(^_^;)

 

 

現れてきた、この道が江戸道であることの証拠。

 

 

道標だ。

 

 

右は「くのふ山」と書いてあるよに見える。鹿野山のことか?

 

 

これはよくわからない(^_^;)

 

 

「文政」か

 

 

左が「をたき」(大多喜)、右が「くるり」(久留里)だろうか。

 

 

道標を後にしさらに進む。

 

 

深い切り通し。ここまで普通車でも来れるのではないかと思っていたのだが、この坂を見て普通車は無理だと悟った(^_^;)

 

 

久しぶりに見る舗装。

 

 

ゴルフ場の脇にでる。

 

 

三角コーンは不用意に入り込まないようにするためのものだろうか。

 

昨年(2019年)の台風の影響で、この道もだいぶ被害を受けた、という噂が。気にはなっているのだが、再訪できていない(^_^;) これはもう随分前の様子

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