葛野川ダムへの連絡トンネル(後編) | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】不明
【所在地】山梨県大月市七保町瀬戸
【竣工】不明
【延長】不明
【幅員】不明
【高さ】不明



2011年9月25日訪問

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

前回最後の写真の怪しげな赤い光の前まで来た。正体は見ての通り横坑から漏れる灯りだった。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

ちなみに、まっすぐ進みたくてもそちらにはゲートが。。。(;´Д`)
ただ、どういう訳かこの先のワンダーランドをレポートしたサイトもちらほらとあるけどwww

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

ちなみに、奥の灯りはセンサーで接近者(車)を関知すると自動的に点灯する仕組みになっているようだ。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

一般公開は午前9時から午後5時まで。ってことは、それ以外の時間帯にここに入り込んでしまったら、カーブした真っ暗闇のトンネルをバック?うわー、イヤだなぁ(;´Д`)

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

ま、この日はそんな緊急事態ではなかったので、ワクワクしながら先を進む。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

分岐から少し進んで振り返り。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

前方に出口が見えてきた。んー、眩しいっ!

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

坑口付近のみコンクリで綺麗に巻き立ててある。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

内部から見た西側坑口。
トンネルを抜けるとダムであった(;゚〇゚)

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

西側坑口から内部を望む。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

西側坑口。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

さらにツツーッと離れてダムの上から。雲がすぐ近くをただよっている。山に登ってジャンプすれば捕まえられそう。って、そりゃないか(^-^;

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

葛野川ダム。1999年に完成した堤高105.2mの重力式コンクリートダム。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダム

ダムの上から下流方面を望む。
大迫力!!
はるか眼下にガードレールが見えるが、139号の旧道らしい。しかし、この時はそんなことはすっかり忘れていたっけ。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダム

というのも、この時は、下流よりも上流、つまりダム湖方面に気になるモノがあったのだ。
ダム湖の水位、見ての通り、随分と下がっているように見えるのだが、これはおそらく、この西にある上日川ダムとの間で揚水発電をしているから。まぁ、その辺の事情はWikipediaの記述を参照のこと。

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

気になる風景というのは、アレ。
ん?雲が美味しそうだって?うーん、それも気になるんだけど、それだけじゃなくって!!!

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

アップしてみると、見えてきた見えてきた!

道にあるちょっと古いもの-葛野川ダムへの連絡トンネル

坑口の二段重ね、なんじゃこりゃーーー( ゚д゚)ハッ!
まぁ、既にあちこちで紹介されているので、今更もったいぶるのはなんなので、あっさり解説すると、上のトンネルは林道・土室日川線の鶴寝トンネル。そして、下のトンネルは葛野川ダム建設中の一時期、国道139号として供用されていた区間のトンネル(のなれの果て)。
あそこがどうなっているのか、、、激しく気になるの方々(おいらも含めて)、その願望を達成した先人のレポートを見て、是非とも溜飲を下げていただきたい。

     ※     ※     ※

実は訪問する半年以上前から地図上で気になっていたこの場所。ところが、昨年、どういうわけか、ここを取り上げるサイトが続出して、うれしさ半分、残念さ半分の訪問だった。当日はシトシト雨の天気で独り巨大なダムの周辺をうろきながら孤独感を堪能したw しかし、改めて見返すと、どうも写りがイマイチのものばかりで恥ずかしい限り(;´Д`) また行かなきゃ。ちなみに、この近くの小菅村のかどや旅館で出されるイワナの刺身は絶品。また食べに行かなきゃ(・∀・)ニヤニヤ