福島原発事故の3つの検証。
パパはこの言葉を信用できないと言ってきた。
だが、だが・・・である。
今般、佐渡出身の花角氏が知事選に立候補を表明したが、野党の「3つの検証が終わらなければ柏崎刈羽原発の再稼働の議論はありえない」の決まり文句に与するとはがっかりだ。
本来、政治が判断できる科学的知見をもって検証というのだが、集票のためのスローガンにしか映らない理屈でしかないことを新潟県民は察知すべきではないのか。
検証ありきでスタートしてはならないのである。ましてや、あの大災害から何年経った?
今頃まだそんなことを言っているのかという思いが強いのはパパだけではなかろう。
ここで言っておくが、パパはあの愚かな野党の支持者ではない。
だが、現状のままでは柏崎刈羽原発の再稼働はあり得ないと思っている。
彼らの言う検証などとは所詮甘っちょろい聞こえの良い言葉でしかない。
そこまでいうのなら、「どのような手法で検証するのか」、「新潟県が検証できる能力とヤル気があるのか」を明確にしてから立候補せよということだ。
それともうひとつ。
最初から廃炉ありきの野党であれば検証の必要などあるまい。なぜ、廃炉を訴えて選挙に臨まないのか?
完了まで何年もかかる検証。
そんなにも長い間、「3つの検証が終わらなければ柏崎刈羽原発の再稼働の議論はありえない」のもっともらしい屁理屈で集票しようという魂胆なのかとも思えてくる。
バカ正直な与党よりも、野党の腹黒ささえ垣間見える選挙になりそうだ。
新潟県民よ、浮ついた言葉やスローガンの実態を立ち止まってよく考えてみてはいかがかな?