今日の散歩は西堀から新津屋小路、
そして三越裏あたりを散歩してきた。
このあたりを歩くのは何年振りだろう。
随分と寂れた感じがした。
あまりチップ向きの風景がなかったので、
画像も撮らなかった。
今回も、チップそっちのけのひとりごとだ。
またまた昔話になるが、
この付近にはジャズ喫茶が2軒あった。
1軒目は「罰符」。
高校の頃はよく道草してここで時間を過ごした。
西堀通りの「清水フード」の向かい、
「洗谷貴宝」の並びにあったビルの2階だ。
もう跡形もなくなって相当な年月が過ぎた。
マッコイタイナーの「Fly with the wind」を
ここで初めて聞いてレコードまで買った。
社会人になってから、同じタイトルのCDまで買った。
あの時の鮮烈な印象が忘れられなかった。
今も車の中で聞けるようになっている。
2軒目は「SWAN」。今も健在だ。
新潟のジャズ喫茶と言えば、やはりここになる。
単に店内にジャズを流すだけがジャズ喫茶じゃない。
大袈裟に言えば、ジャズを介した文化の発信基地なのだ。
数年前のことだが、社団法人日本音楽著作権協会が、
あちらこちらで法外な著作権使用料を請求していたことがあった。
確かに、著作権は保護されるべきではあるが、
ジャズ喫茶から売上をはるかに越える使用料を取って何になる。
各地でジャズ喫茶やライブハウスが閉鎖に追い込まれているのは、
こうしたことが原因となっているとのこと。
文化の発信基地を自らの手で潰し、
ジャズのみならず音楽という文化を
衰退させることにならなければいいが。
文化は寛容の中にこそ花開くものだ。
歴史がそれを物語っている。
宮廷音楽ならいざ知らず、
ジャズのような音楽は庶民の活力が生み出すものである。
カネカネとばかりに執着するのはいかがなものだろう。