【備忘録】愛と死をみつめてとS学会 | 加納有輝彦

【備忘録】愛と死をみつめてとS学会

【備忘録】愛と死をみつめてとS学会

自分的には、予期せぬきっかけから、「愛と死をみつめて」関連の書籍、そして吉永小百合さん主演の同名の映画のレビューを書いた。

 60年前の映画を観て、ちょっとびっくりしたのは、「S学会」という名が二つの場面に出てきたこと。60年前といえば、公明党がまだ国会議員がいないとき、旗揚げした時期。

 映画の場面の文脈では、S学会の伝道に関して、ややネガティブな印象を与えるものであった。

 いま、例えば、売れっ子女優の映画の中で、「幸福の科学」、つまり特定の宗教団体の名が、まんま使われることは考えにくいが、当時、事実に基づいた映画のリアリズムというところか。

 映画の脚本で勝手に挿入した場面ではないはずなので、出典があるはず。ネットで検索したが、上位のリンクでは分からなかった。どこかに書いてあるかもしれないが。

 そこで、備忘録として、あの映画の場面の出典を、この度の読書で発見したので、記録しておきたい。

『若き日の日記「愛と死をみつめて」ミコのノート 大島みち子』
P112~113
~ 同室のM,SのおばさんがS学会の会員であることを知る。5人で2時間程、宗教について話し合う。退屈しのぎにもなって面白かった。
 手術前、信仰を持っていたならどんなにかよかったかと思ったが、ついに信仰を持つことが出来なかった。しかも少なからず信仰をもつ人の気持ちは理解出来たので、今日は頭ごなしに否定はしなかった。
 信じたからと云って病気はなおるまい。病気にかからない約束は出来まい。信じることによって心が安らぎ病気にプラスになればこれは信仰のおかげだろう。今はまだ信仰に入らなくてもー――と考えている自分は人生に対して甘いのか。そして宗教に対してからいのか。~ 1963.1.26(1963.8.7帰天)

 当時、同じ病室に、幸福の科学の信者がいらしたら、同じような日記の内容になったか否か、知る由もないが。

彼女の個性は、現在も、霊的生命体として生きていらっしゃるゆえ、仏法真理を学んでいて下さることを祈っています。以上備忘録として。

 

 

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