高石ともやさん逝く
フォークシンダー高石ともやさんが逝った。
最期に高石さんの生の歌声を聴いたのは、2019年9月に開催された、中津川フォークジャンボリー50周年アニバーサリーコンサートだった。
フォーク世代にとっては、ウッドストックに匹敵?する聖地が中津川市椛の湖である。1969年~1971年の3年連続フォークジャンボリーが開催された。伝説的なコンサートとなった。椛の湖は私の住まいから車で一時間の距離。
実は、2009年8月には、中津川フォークジャンボリー40周年アニバーサリーコンサートが開催され、私は行きたかったが、ちょうど、幸福実現党が立党され、総選挙の真っ最中、とても行ける余裕がなかった。
10年後、2019年、やっと参加できたのであった。
2019年9月といえば、コロナパンデミックの直前であった。BC、ビフォー・クライストならぬ私的には、ビフォー・コロナ、BC1年?という感じである。現在はAD4年というところか。
BC時代の最期の野外コンサート。
地元の方が実行委員を務めていらした。彼らが口を揃えて仰ったのは、「もう今回が最後と思っています。」
つまり、60周年アニバーサリーコンサートはもうないということ。
舞台に立った高石ともやさん77歳、小室等さん75歳、中川五郎さん70歳・・。
あれから5年、高石さんは逝った。享年82歳。実行委員の方が仰ったことはその通りでしたね。
当日、高石さんとは言葉を交わせなかったが、小室等さん、四角佳子さんと、少しお話させて頂けた。とてもよい思い出。小室さんとは、1982年以来の再会(笑、私が覚えているだけですが)。
高石さんの人懐っこい笑顔、野太い土の匂いのする、そして美しい声・・・好きでしたね。
小室さんたちも、長生きをされ、いつまでも歌って頂きたいものです。
〇松田聖子と高石ともや(ナターシャセブン)