ゆらぐ結婚 The Flight from God | 加納有輝彦

ゆらぐ結婚 The Flight from God

ゆらぐ結婚 The Flight from God

 立憲民主党は、6日、同性婚を法制化し婚姻の平等を実現するための「婚姻平等法案」を衆議院に提出した。
日本では、同性カップルの婚姻が認められていない。

G7で同性カップルに法的な保障がないのは、日本だけだという。これは差別であるというわけだ。


 法案の内容は、民法を改正して、

☆同性の当事者間でも婚姻が成立することを明らかにすること、

☆同性カップルも養子縁組ができるようにすること、

☆男女のカップルを前提とした「夫婦」「父母」などの文言を「婚姻の当事者」「親」などと変更すること、

などを定めています。

 

 同性カップルの子供さん(養子)が、お父さん、お母さんのどちらか一方の呼称を使えない。


異性間カップルの子供が、お父さん、お母さんと使えるのに比して、それは肩身の狭い思いをさせるゆえ、父母の文言を「親1,親2」に変更するというのだ。差別をなくそうとする限りなきやさしさの発露ではあろう。

 

 ただ、率直に信仰者としての感想は

『仏神からの逃走、ここに極まれり』かな?

 

歴史の発端から現在にいたるまで、ただ一人の男と一人の女が寄り添い立っていた・・・というマックス・ピカート(1888 - 1963)は何思う。

 

マックス・ピカート著 佐野利勝訳

「ゆるぎなき結婚」1943

第1章 「結婚における原初的なもの」

結婚のなかにあるもの、・・・・

それは一人の男と一人の女、何人かの子供、

食べたり寝たりするための僅かの家具什器、

そして恐らくは二三匹の家畜、ただこれだけのものである。

世界創造のはじめには丁度そのようであった。

しかも、世界創造のはじめから今日に至るまで、

常に、ただこれだけのものが、

結婚家庭のなかに存在していたのである。

 

 

 

 

 

 

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