ザ・ピーナッツ~中村泰二~主なる神 | 加納有輝彦

ザ・ピーナッツ~中村泰二~主なる神


 この前、ザ・ピーナッツ絡みの投稿したところ、ザ・ピーナッツファンの方からコメントを頂戴した。

 その方が、いまでも車の中で彼女たちの歌を聴いているとコメントしてありました。

そこで、私も考えました。数あるヒット曲の中で、私は何が好きかな?もちろん、当時は小学生でしたので、恋愛を歌った歌詞の内容というより、メロディー、彼女たちのハーモニーで印象に残っているということですが。

モスラの歌なんかはあまりに有名なのですが、小学生ながら、妙に切ないメロディーが印象に残っている曲の一つに、「大阪の女(ひと)」がありました。彼女らのレパートリーの中では珍しい曲調で、演歌っぽいポップス。

改めて調べて見ると、作曲が中村泰二(1939-2020)さん。

あの切ないメロディーは中村泰二さんだったのか。

 さて、話は飛びます。
1991.7.15に開催された大川隆法総裁の東京ドーム講演「信仰の勝利」
当時、働き盛り52歳の中村泰二さんもこの大講演会に参加しておられました。もちろん、私も参加しておりました。

数日後、テレビのワイドショーで、この大講演会が取り上げられていました。
すると、中村泰二さんの講演直後に直撃したインタビュー映像が流れました。

中村さんはこのようなニュアンスの事を語られました。

「私は声の専門家として、大川氏の声は、偽りを語る人の声ではなかった。(つまり真実を語る人の声・・・)」

テレビを見ていた私はとても嬉しく思いました。

 私たち信者は、「仏陀再誕」や、「永遠の仏陀」等の収録音声の一部を聴いている。
また幾百幾千の講演、セミナーを拝聴してきた。

何と表現したらよいか、その絞り出すような切々たる声は、そして縁生の弟子にとっては限りなく懐かしい響きのする声は、現代の声の専門家をして「偽りを語る人の声に非ず」と言わしめて余りある「真実」があったのである。

大川総裁先生の真実の「音声」に、幾百幾千回、接してきた私たちの「声」に対する感性は磨き上げられてきた。そう中村泰二さんに劣らない感性を磨き上げてきたと思うのである。

 ゆえに、口幅ったい事をいうが、私もある人が語る「声」に真実性があるのか、そこに偽りがあるのか、その感性は研ぎ澄まされていると自負する。

 この文脈でいえば、例えば、妖怪すねかじりの御仁のYouTubeにおける「音声」は、悪魔の騒音に過ぎない。この騒音語の類はネットの世界に氾濫している。真実語と沈黙は対をなしている。しかし、騒音語と対をなすのは騒音である。

 私が懸念するのは、再生回数を維持するために、毎日毎日動画を発信しているインフルエンサーの中には、対となる沈黙の世界が枯渇し、騒音語一色になっていくことである。

つまり、情報の流通のみになってしまう。やがてはガラクタの山に埋もれてしまう。ここでいう沈黙の世界とは、畢竟、神々との対話。私どもでいえば、主エル・カンターレとの祈りにおける交流である。(もちろん、一刻の猶予も許さない情報社会に生きる現代人にとって、情報発信、情報交流は欠かせないこと、その必要性は理解している。)

 これは、例えば、奇書も含め万巻の書を収集した書誌学者谷沢永一氏の霊言で、「あの世に還ったら地上の万巻の書が並んだ書棚から、ほとんどの本が消えてしまった。霊的にはほとんどガラクタだった。」と反省の弁を述べておられたが、霊的世界に存在が許される書籍と、そうでない書籍が、死後、峻別されというのである。

真実語と対をなす沈黙の世界
騒音語と対をなす騒音世界

 大川総裁先生も、真実を正直にいえば、元首として先の大戦の戦争責任を負うべき存在であったという昭和天皇。

しかし、最後は、国民のためならわが身はどうなってもいいという覚悟の上の「玉音放送」

その声に込められた「真実」が国民を哭かしめ、戦後、昭和天皇の巡幸を熱狂的に歓迎した日本国再建の力となった。

さて、現代の「政治家」の声に、国民を奮闘させる力があるや否や。岸田首相の風見鶏よろしくその時のアメリカ、財務省、マスコミの顔色を伺いどんどん変節する「言葉」に、何らの真実性を感じない。

 国民の声を聴くはまっぴら嘘で、アメリカ、財務省、マスコミの声を聴くに過ぎなかった。

政治家にも沈黙の世界が必要であろう。そう、リンカーン大統領のように神との対話、祈りの時間を大切にする政治家である。リンカーン大統領は、ホワイトハウスを祈りの家にしたと言われている。

 これを書くと、リベラル層から大顰蹙を買うこと間違いないが、トランプ大統領は、アメリカを祈りの国にしようと呼びかけている。そしてプーチン大統領は、短期間でロシアを唯物論国家から、信仰の国にした。二人の指導者には、造物主の光が届いているのである。

 そして、残念ながらわが国の宰相、岸田首相、故安倍元首相にいたっては、造物主の光が届いてないのではない、造物主の光を弾いたのであった。


ザ・ピーナッツ『大阪の女(ひと)』

 

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