三か月経っても同じ景色の能登半島被災地 | 加納有輝彦

三か月経っても同じ景色の能登半島被災地

 

ジャーナリスト今井一氏の能登半島レポートに驚く。

能登半島地震により石川県において2万棟以上の家屋が倒壊した。

そのうち、現段階で、公費解体したのは、たったの100軒程度というではないか。

つまり、発災直後の風景と、3か月経った今の風景は全く変わっていないということだ。

 その事を、被災者が今井一氏のカメラの前で証言している。

 

まだ上下水道が不通の地域が少なくないという。

輪島市において完成した仮設住宅は300棟程度、輪島市では、全壊、半壊家屋が3000棟程度あることを考慮すれば、三か月経過して、この進捗は、東日本、阪神大震災と比べ、著しく遅延しているという。

 

 どうやら、岸田首相は裏金問題の処理で、頭がいっぱい?能登半島どころではない?と揶揄される始末。

おまけに岸田首相と森喜朗氏の顔色ばかり窺っているという馳知事に対しては「無能なくせに努力しない」と辛辣な批判が浴びせられている。ちなみに馳知事は、そもそも万博をやっている場合かと批判がある中で、大阪万博に1000万円を寄附。このことにも批判が起こっている。

 

 今井氏が一番驚いたことが、ある被災者の行動。

テレビクルーが取材を申し込むと被災者の彼は、こう言った。

「取材が生中継で放映されるなら、取材を受ける。しかし、生中継でなければ取材は断る。」

なぜなら、いくら我々が岸田首相や馳知事を批判し、早急な救援を求めても、それらはカットされ「美談」に仕立てられ虚偽報道されるからだという。

 

 幸福実現党は、小さな政府を求めている。

小さな政府が最小限行うことは、治安、防災、国防などがあるが、大地震災害の復旧は、一丁目一番地といってもいい政府が担うべき事項。
 バラマキ政権(大きな政府)は、選挙目当ての無駄なバラマキに終始し、本丸の能登半島復旧支援は、ホッタラカシと言われかねない遅延ぶりに驚いた。
岸田首相の頭の中の優先順位において能登半島は、下位にあることは間違いなさそうである。
 

https://x.com/WarszawaExpress/status/1770706787760836893?s=20

 

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